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奇門遁甲秘伝、⋯奇門遁甲全文、奇門遁甲基礎知識、格局

   



□  写影は、四庫全書版(官営、認定)、奇門遁甲書



奇門遁甲における「天盤干(てんばんかん)」は、その方位の「天の気」や「客(訪問者・自分)」の状況を表す非常に重要な要素です。

1. 天盤干(てんばんかん)とは

奇門遁甲の盤(作盤)において、上段に配置される十干のことです。

客体・行動側、 移動する自分や、攻めてくる敵、外から来るエネルギーを象徴します。

時の運、 その瞬間に天から降り注いでいる運気の状態を示します。

地盤干との組み合わせ、 天盤干が地盤干(その土地の気)とどう関わるか(格・格局)によって、吉凶が大きく左右されます。 

2. 干(十干)の基本的な意味

奇門遁甲では、十干を「三奇(さんき)」と「六儀(りくぎ)」に分けて考えます。 


分類該当する干奇門遁甲における主な意味
三奇乙・丙・丁大吉の干。困難を解決し、運気を劇的に好転させる「宝」のような存在。
六儀戊・己・庚・辛・壬・癸軍隊の旗印や守備を象徴。庚(こう)は最大の凶とされることが多いです。
(甲)総大将(主君)。姿を隠している(遁甲)ため、盤上には直接現れません。


3. 天盤干と地盤干の関係

天盤干(自分) + 地盤干(場所)

移動方位を占う際、天盤の干が自分の運気、地盤の干が移動先の土台となります。例えば、天盤に「丙(太陽の火)」、地盤に「甲(木)」があれば、木が火を助けるため、非常に勢いのある吉運(飛鳥跌穴など)となります。 

奇門遁甲を実践する際は、まず天盤に「三奇(乙・丙・丁)」があるかを確認するのが基本です。

奇門遁甲の醍醐味は、単体の要素ではなく「組み合わせによる化学反応」にあります。

まずは特に強力な「格局(かっきょく)」と、実務で欠かせない「門と星」の力関係を整理します。

1. 代表的な吉格(天盤と地盤のコンビ)

良い天盤干が地盤と組み合わさると、特別な名前の付いたラッキーパターンになります。

青竜返首(せいりゅうへんしゅ)、天盤「戊」+地盤「丙」

最高の吉格の一つ。失ったものが戻ったり、金運が劇的に上がったりします。

飛鳥跌穴(ひちょうてっけつ)、天盤「丙」+地盤「戊」

「鳥が穴に飛び込む」ように、苦労せずとも棚ぼた式に幸運が舞い込む形です。

玉女守門(ぎょくじょしゅもん)、天盤「丁」+特定の地盤

願い事が叶いやすく、特に人間関係や恋愛に強い効果を発揮します。

2. 八門(行動の吉凶)との相性

天盤干が「運気」なら、八門は「具体的な行動の成否」を司ります。

開門・休門・生門(三吉門)

天盤が「三奇(乙・丙・丁)」であっても、門が「死門」や「驚門」などの凶門だと、運気はあっても結果が伴いません。「良い干 + 良い門」が揃うのが理想です。

門迫(もんぱく)

門の五行が、その方位の五行を攻撃している状態。どんなに天盤干が良くても、門迫していると効果が半減(あるいはトラブル化)します。

3. 九星(環境の勢い)との相性

九星は「天の時」や「周囲の環境」を表します。

天盤干 + 九星

天盤干と九星の五行が「相生(助け合う)」関係なら、物事がスムーズに運びます。逆に、天盤干を九星が剋(攻撃)していると、精神的なストレスを感じやすい方位となります。

金運、仕事、恋愛など、目的に合わせた「最強の組み合わせ」の例を挙げます。どの運気を引き寄せたいかによって、狙うべき天盤干と門のセットが変わります。

1. 金運・財運を爆上げしたい

ビジネスの成功や臨時収入、資産形成を狙う場合です。 

狙う天盤干、 「戊(ぼ)」(財を象徴)または「丙(へい)」(勢い)

理想の門、 「生門(せいもん)」(利得・増殖を司る)

最強格局、 「青竜返首(せいりゅうへんしゅ)」(天盤:戊 + 地盤:丙)

大きな利益や、失った財を取り戻すパワーがあります。

2. 仕事・出世・勝負事で勝ちたい

昇進、転職の成功、試験、あるいはプレゼンなどで勝利を収めたい場合です。

狙う天盤干、 「丁(てい)」(知恵・鋭さ)または「丙(へい)」(権威)

理想の門、 「開門(かいもん)」(事業開始・公的な成功)

最強格局、 「飛鳥跌穴(ひちょうてっけつ)」(天盤:丙 + 地盤:戊)

思いがけないチャンスや、目上の人からの引き立てが期待できます。 

3. 恋愛・結婚・人間関係を整えたい

良縁を引き寄せたり、ギスギスした関係を修復したい場合です。

狙う天盤干、 「乙(いつ)」(和合・柔らかさ)

理想の門、 「休門(きゅうもん)」(癒やし・喜び・安定)

最強格局、 「玉女守門(ぎょくじょしゅもん)」(特定の時盤で、天盤:丁 + 地盤:庚の組み合わせなど)

特に女性にとっての良縁や、精神的な安らぎをもたらします。 

注意点:凶方位の「門迫(もんぱく)」

どんなに良い天盤干(三奇など)があっても、門が方位を攻撃している(門迫)と、効果が裏目に出ることがあります。

例、東(木)に「驚門(金)」がある場合、金が木を剋すため、どんなに良い運気でも「口舌の争い」に化けてしまいます。

恋愛運に絞って、奇門遁甲を使いこなすための「盤の読み方」と「実践法」を深掘りします。

恋愛運を引き寄せるには、ただ「良い方位」へ行くだけでなく、「和合(結びつき)」と「悦び(楽しさ)」の気を自分の体に取り込むのがコツです。

1. 恋愛運でチェックすべき「3つの要素」

盤を見る際、以下の組み合わせが重なっている方位を探します。

天盤干、乙(いつ)

「木の弟」であり、柔軟性や調和を司ります。良縁を結び、関係をマイルドにする最高の干です。

八門、休門(きゅうもん)

「休息・安らぎ・守護」を意味します。

ギスギスした関係を癒やしたり、結婚に繋がる安定した交際を望むなら欠かせません。

※刺激的な恋や一目惚れを狙うなら「景門(けいもん)」もアリですが、安定感には欠けます。

九星、天輔星(てんぽせい)

「助け、教え」を象徴する吉星。周囲からの紹介や、理想の相手との出会いをサポートしてくれます。

2. 恋愛の最強格局「玉女守門(ぎょくじょしゅもん)」

恋愛において最も強力とされる形の一つです。

構成、 時盤(時間の盤)において、天盤に「丁」があり、その方位の地盤が特定の条件(甲子・甲戌など)を満たす状態。

効果、 女性にとっての玉の輿や、理想的なパートナーとの出会い、また深い絆を作るのに適しています。

3. 実践法:恋愛運を定着させるコツ

良い盤(方位と時間)を見つけたら、以下の手順で動いてみてください。

「吉時」に出発する。

時盤の効果は出発した瞬間に決まります。決まった時間内に自宅を出ることが鉄則です。

象意(しょうい)を意識した行動

「乙」や「休門」の方位へ行ったら、公園でゆっくり過ごしたり、温かいお茶を飲んだりして、「リラックスした状態」でその土地の気(水や食べ物)を吸収してください。

持ち物で補強する。

「乙」は植物を象徴するので、緑色のアイテムを身につけて移動するのも相乗効果があります。

4. 注意すべき「NGパターン」

天盤「庚(こう)」の混入。
 
庚は「斧・刃物」を意味し、縁を切り裂くエネルギーを持ちます。恋愛運を狙う際は、天盤にも地盤にも「庚」がない方位を選びましょう。

まずは、直近の週末などで「乙」や「休門」が巡ってくる方位があるか、お手元の盤(カレンダーやアプリ)で確認してみませんか?

もし具体的な「意中の相手がいる」のか「新しい出会いが欲しい」のかによって、さらに最適な「門」の選び方も変わりますが、どちらの状況でしょうか?

具体的に決ったら、占いのお手伝いのサイトもあります。右のメニューにあります。


参考1

『奇門遁甲全文』

奇門遁甲 は、中国古代の術数体系であり、「奇」「門」「遁甲」の三つの部分から構成されている。

「奇」は乙、丙、丁の三奇を指し、「門」は休、生、傷、杜、景、死、驚、開の 八門 を指し、「遁甲」は六甲が六儀の下に隠れること(甲子は六戊と同じ、甲戌は六己と同じ、甲申は六庚と同じ、甲午は六辛と同じ、甲辰は六壬と同じ、甲寅は六癸と同じ)を指す。

これらに、蓬、任、衝、輔、英、芮、柱、心、禽の 九曜 の配置を組み合わせて吉凶を推し占め、主に戦争の意思決定と方位の選択に用いられた。

その体系は、八卦と九宮を枠組みとし、三奇六儀と八門九星の配置を含んでいる。

占測時には、天・人・地の三盤に分けて三才を象徴する。天盤の九宮には九星を配置し、人盤の八宮には八門を配置し(中宮は二宮に寄せる)、地盤の八宮で方位を定める。

体系は、年・月・日・時の四家に分かれ、陰局と陽局はそれぞれ九種類あり、演局の方法には排宮法と飛宮法が含まれる。

伝説によれば、 黄帝 の時代に起源があり、 風后 が初めに1080局を創始し、姜太公が72局に簡略化し、 張良 がさらに18局に簡略化したとされる。

漢代にはすでに典籍に記録があり、唐代に九宮と八卦を配する体系が完成し、宋代に楊維德が『符応経』を編纂し、明代には李・林・陶の三家の流派が形成され、軍事や吉日選択に応用された。

源流

奇門遁甲の説は、黄帝が風后に命じて創始させたと伝えられ、全部で1080局あったが、姜太公呂望に伝わる時に72局に簡略化され、張良に伝わる時に18局に簡略化されたという。

漢代以前は、しばしば他の書物に散見されていたが、『隋志・芸文』に至って専書として記載され、始めて十三家の著録があった。

唐代にはさらに倍増し、その学問の由来は近い時代のことではないことが分かる。

『陰符経』には「爰に奇器有り、是れ万象を生ず、八卦甲子 、神機鬼蔵」とある。

張良の注釈には「六癸は天蔵たり、伏蔵すべし」とある。これによって言えば、すなわち奇門の起源である。

『大戴礼記・明堂篇』には「明堂とは、古よりこれ有り。凡そ九室、九一二四六八三七五、蓋し即ち河図の義なり」とある。

これが奇門の九宮である。

漢代の『芸文志』には明堂・陰陽二十三篇、また明堂陰陽五篇がある。 

宣帝 の時、魏相が上表し、易の陰陽及び明堂月令を採用し、五帝の司る所は各々時に応じると述べた。

東方の卦は以て西方を治むべからず、南方の卦は以て北方を治むべからず、乃ち八卦の方位を以て明堂の九室に配した。

後漢の張衡伝には 、鄭玄 が既に九宮の説に注釈を加え、『南斉・高帝本紀』には、「九宮とは、一蓬二芮三衝四輔五禽六心七柱八任九英、皆大過及び不及の占あり」とある。

唐の会要、玄宗の三載十月に、術士の蘇嘉慶が上言して京城に九宮壇を設置するよう請い、五数を中とし、九を戴き一に履き、右七左三、二四を上とし、六八を下とし、遁甲に符合せしめた。

武宗の会昌二年正月、 左僕射 の王起らが奏上した按文によれば、黄帝の『九宮経』及び蕭吉の『五行大義』に所謂「一を天逢卦坎行水方白と曰う」とあるのは、今の奇門の星を言うものと異ならないが、或いは顕晦各々時に応ずるものであろう。

宋の仁宗は 洗馬 の楊維徳に『 景祐六壬神応経』を編纂させて『神応経』とし、『奇門』を編纂させて『符応経』としたが、今ではその全貌を見ることはできない。

もしかすると好古の士が、未だに什襲して蔵している者がいるのではないだろうか?

明の宸濠が乱を称した時、王守仁が異術を収集したところ、孝成君という者が『奇門真伝』を献上した。

これが今で言う李氏奇門である。仇鸞の門下に林士徵という者がおり、奇門をもって兵事を占い、屡々奇験があった。

錦衣の陸炳がその書に序文を書き伝えたので、これを林氏奇門と呼んだ。

陶仲はまた李林両氏の書を基に、他の書を参考にして錯綜させ、『陶真人遁甲神書』とした。

蓋し勝国(前王朝、ここでは明)において奇門で著名なのは、三家のみであった。

昔の奇門の序は都天『 撼竜経 』八十一論から出ており、そのうち九つがある。

一つは『都天九卦』、二は『人地三光』、三は『行軍三奇』、四は『造宅三白』、五は『遁形太白之書』、六は『入山撼龍之訣』、七は『転山移水九字元経』、八は『建国安基万年金経』、九は『元宮八福救貧生仙産聖』である。

今に伝わるものは『造宅三白』のみであり、その他は見聞することができない。

あるいは名山石室に蔵されてその精光が終に磨り減ることがないのかもしれない。

さらにこれを取り上げて修明する者があれば、待ち望むばかりである。

兵法

遁甲は兵事のために設けられ、陰の象であり、詭道である。

ゆえに「遁」を取って名とし、六儀の下に遁れてその形が見えないことをいう。

甲は至尊の神であり、露わにするよりも隠し、乖離させるよりも調和させ、抑制するよりも生かし扶助すべきである。

喜ぶのは土のみであり、憎むのは金のみである。

土を喜ぶゆえに、奇門が始動する宮の例では、六戊がこれに随う。

甲が逆行すれば戊も逆行し、甲が順行すれば戊も順行する。

形と影のごとく、常に互いに随い離れない。

金を憎むゆえに、内には乙の合(=木の同気)がこれを伺い、外には丙丁の制(=火による金の制御)がこれを威圧する。

乙は、甲と同気の用神である。

丙丁は、甲の子孫であり、手足の情、心腹臣子の情のごとし。

君主と父の鼎足の形が成り、その後、甲には苞桑(=桑の根が固く絡まること)のような固さが備わる。

先王が業を建てて諸侯と親しんだその道理も、これに準じている。

ゆえに陰陽の順逆は、造化の定まった理である。

戴九履一(=洛書の配列)は、河図洛書の精髄である。

八門を配すれば八神が列し、三盤を加えれば三才が正され、三奇を重ねれば三光が輝き、時を積んで閏を置けば歳功が成り、一節三元によって二十四節気が備わる。

六十の時干を経とし、四時八節を緯とし、九一二四六八三七五が互いに摩擦し激蕩して、四千三百二十の局が成る。

大は風雲龍虎の機宜として、小は動静行蔵の趨避として、天地を範囲しても過ちなく、万物を曲成しても遺漏なく、百姓は日用しながらも知らない。

その中には聖賢の論に悖る詭譎荒唐なものも無くはないが、生剋制伏の理に近いものを取り上げて篇に著し、民の用に先んじて易道の未だ備わらざるを補う。

書符誦咒については、経典に則らぬもののようである。

しかし、事に臨んで慌てふためく時、凶を反して吉に変え、難を避け危を除くことも、軍を整え旅を進める上での要諦であるゆえ、ここに記録しておく。

子たる者が孝を思い、臣たる者が忠を思い、前に讒言があっても見えず、後に賊があっても知らないということがないようにするためであり、治世太平の一助とならないことはない。

一,奇門は久しくすでに失伝しており、人それぞれが一派を立て、自分の帚を千金の価値があると思い込んでおり、真偽を判別することができない。

今、一字一義について、二説三説あるものは併存させて、参考に備える。

二,奇門に関する諸説は紛然としているが、その理が正しいものを首行とし、後に列挙するものや分注するものを次とする。

私心で取捨はしないが、しかしながらもおおよその優劣は見られる。

三,奇門の兵事に関する避けるべき禁忌は甚だ多い。

三勝五不撃のほかに、また太歳・月建もともに撃ってはならない。

旺気の所在もまた避けるべきであり、いわゆる「春は東を伐たず、秋は西征せず」というのがこれである。

大亭亭白、三門四戸、大馬方などの類は、歳月太陽から査算しなければならず、書中にはあえて予め記載していない。

四,奇門では格局が最も重んじられる。例えば青龍回首、飛鳥跌穴は吉である。

しかし庚に逢って値符となれば、格勃となり、格勃はまた用いることができない。

龍走、雀投は凶であるが、主たる者には害がない。

虎狂、蛇矯は凶であるが、客たる者には害がない。

いずれにも活きた訣があり、一例として一律に扱うことはできない。

五、奇門遁甲の選択において最も重視されるのは衰旺休囚であり、例えば開門は本来吉であるが、その性質は金に属する。

もし土宮や金の位置、あるいは晩夏と三秋に臨むならば、いわゆる「時を得て地を得る」状態であり、最も吉とされる時である。

もし春夏にあり、木や火に臨むならば、金気は大いに衰え、どうして吉と言えようか。

すべての八門も同様であり、三奇もまた然りである。

六、奇門遁甲の選択では、会合を上吉とする。

もし門があって奇がなければ、まだ用いることができるが、奇があって門がなければ、別に選択すべきである。

しかし、狩猟には傷門を用い、逃亡には杜門を用い、弔問には死門を用いるなど、それぞれが「時を得て地を得る」状態を選択すべきであり、これが上吉であり、必ずしも奇門のみを重んじるわけではない。

七、奇門遁甲による陽宅・陰宅の選択について、浅学の者はただ会合が上吉であると知るだけで、陽宅は宅主の生命と門・奇の生旺が合致する必要があり、陰宅は山頭の化命と門・奇の生旺が合致する必要があることを知らない。

天禄、天徳、天貴、天馬、三合、六合の理も、すべて参考にすべきである。

八、奇門遁甲を選択のみに用いるならば、他の多くの方法は廃してもよいが、それでも点検が必要であり、必ず斗首五行、太陽、吉凶星殺と合わせて調和し、避けるべき禁忌がなく、しかも奇門に合致してこそ、万全の吉となる。

家屋を建てたり、改葬したりする家では、往々にして十数年にわたって計算し、ようやく得ることがある。純粋な吉で凶のないものを求めることは、非常に難しいからである。

九、奇門遁甲の占法では、静と動の用い方を区別しなければならない。

静の場合は、ただ値符、値使、時干を調べ、その生克衰旺の状態を見る。

動の場合は、専ら方向を見る。

動というものは、機微が先に見えるものだからである。

例えば南方の事を聞けば離位を占い、北方の事を聞けば坎位を占う。

烏の鳴き声や鵲の騒ぎなど、東で鳴けば震を見、西で鳴けば兌を見る。

これらはすべて、杓子定規に当てはめたり、刻舟の剣を求めるようなことはできず、他の占いもこれに準ずる。

十、奇門遁甲の占法については、その説は一様ではない。

例えば、天候を占う場合、専ら値符を見る者もいれば、専ら格局を見る者もいる。

また、専ら蓬星・英星を水と火の二星として見る者もいれば、壬・癸・丙・丁を晴雨を司るものとして専ら見る者もいる。

風師、雨伯、 雷公電母 などの神を専ら見る者もいる。

これらの説をすべて否定することはできず、その理も偏って軽視することはできない。

臨機応変に意味を会得し、頭緒は紛然としている。

霊感が触れるものは、すべて事前に決めることは難しい。他の占いもこれに準ずる。

奇門式

略して奇門遁甲とも呼ばれ、六壬式、太乙式と合わせて三式と称される、古代の伝統的な高次元の予測学である。

休、生、杜、景、死、驚、傷、開を八門とし、 天干 の中では甲を元帥とし、六甲の元帥は、戊、己、庚、辛、壬、癸の六儀の中に隠れ、三奇六儀は九宮に分布し、これによって吉凶を推し占める。

奇門は「帝王の学」とも呼ばれ、特に戦争に適しているため、封建支配者によって掌握された。

俗諺に「奇門遁甲を学べば、来る人を問わず」と言われる。 周易 、天文、律暦、 陰陽五行説 を融合した、中国の術数の中で式占の集大成者である。

奇門式は、年家奇門、月家奇門、日家奇門、時家奇門から構成される。

年家奇門は一年の吉凶を測るのに用いられ、六十年を一元とし、上元、中元、下元に分ける。

上元は坎一宮から甲子を起し、中元は巽四宮から甲子を起し、下元は兌七宮から甲子を起し、一律に陰遁を用いる。

月家奇門は一月の吉凶を測るのに用いられ、六十ヶ月を一元とし、甲・己の干が四孟に当たる場合は上元で、坎一宮から甲子を起し、甲・己の干が四仲に当たる場合は中元で、兌七宮から甲子を起し、甲・己の干が四季に当たる場合は下元で、巽四宮から甲子を起し、一律に陰遁を用いる。

日家奇門は一日の吉凶を測るのに用いられ、坎一宮から甲子を起し、三日ごとに一種の格局を換え、順方向に八方へ飛盤を回転させ、中五宮に入らず、どの宮に回転しても、坎一宮の休門から始め、順に輪盤を回転させ、三日一局を除いて、吉門を得ることができる。

時家奇門はある時刻の吉凶を推測するのに用いられ、より良い精度を持つが、推演方法は複雑で煩雑である。

その主な演局、断局の方法は『煙波釣叟歌』に記載されている。

奇門式は陰局と陽局に分かれ、陰陽それぞれ九局、合計18局である。冬至から芒種までは陽九局を用い、夏至から大雪までは陰九局を用いる。

五日を一局とし、合計六十时辰で60局を演化でき、72×60=4320の基本局に演化できる。

奇門の排局方法は、排宮法と飛宮法の二大類に分けられる。

排宮法は262144の変化局を、飛宮法は531441の変化局を演化することができる。

奇門の定局と用局は主に置閏法と拆補法に基づく。拆補法は上元、中元、下元を一つの節気の中に収め、 六十甲子 の循環に従う。

置閏法は超神、正授、接気、置閏を運用し、古代において比較的公認された用局定局の方法であり、常用の万年暦を奇門専用の万年暦に変換しなければならない。

主な断卦方法は用神を取ることである。

奇門の用神は64種類あり、同じ事物を測るにも複数の用神があり、参照係数がより多いため、多重の角度から同一事物を観察し、総合的に分析判断できるため、より正確で、より具体的である。

学習の難点

おおよそ以下の幾つかの種類に分けられる。

第一に、定用局が難しい。

置閏法と拆補法のどちらを運用すべきか。

置閏法は一般的に30ヶ月または36ヶ月ごとに閏を置く。

拆補法は同じ節気の中で三局の使用を定める。

置閏法は超神と接気の間に閏を置く際、超神の三局を繰り返さなければならず、すなわち三局を二つの節に使用する。

第二に、起局が難しい。

奇門遁甲の流派は非常に多い。

推演の方法では排宮法、飛宮法、飛排結合法に分かれ、中宮には二宮に仮泊させるもの、八宮に仮泊させるもの、さらに四維宮に仮泊させるものがある。

八神を用いるもの、九神を用いるものがあり、天盤の八神または九神を用いるもの、地盤の八神または九神を用いるものがある。

要するに、迷魂陣に入り込んだかのように、あちこち回ってしまい、なかなか明確に抜け出せない。

第三に、断局と応期の特定が難しい。

奇門遁甲は秘術であるため実例が少なく、実例があっても説明がなかったり、故意に重要な部分を省略したり、さらには逆のことを述べているものもあり、学習者がその思路を掴みづらい。

奇門を学ぶには、深い易学の素養と大量の占測経験が必須であり、例えば「万物類象」などである。応期はさらに難しくなる。

第四に、来意を占うことはさらに難しい。

来意を占うことは、全ての占測術の中で最高水準のものであり、奇門式も例外ではない。

古今の奇門に関する全ての書籍に、奇門式で来意を占う方法や経験が記録されていることはなく、まして実例などありえない。

現在、私は実践応用研究に基づき、奇門式による来意占測の方法を模索しつつある。

第五に、名詞概念が多く、深遠で理解しにくい。

奇門式には約110の名詞概念があり、もしあまり使われないものや神煞などを加えれば、180近くにも達する。

奇門遁甲は、古代の各種占測術の中で、比較的完全な数理モデルであり、実際の運用においても的中率が比較的高い。

それは天時、地利、人和、および人類に影響を与えるある種のエネルギー場という四つの側面を、時間と空間と巧みに組み合わせ、陰陽十八局を用いて、宇宙の統一情報場の立体的で動的な象数理モデルを模擬する。

つまり、自然、社会、人生における様々な偶然的・曖昧な事象を予測するために用いることもできれば、人々に吉に趨り凶を避けるための吉方選択、吉時選択、来意占測を提供することもできる。

奇門を学ぶには、まずどのように用局するかを学ばなければならない。

ここでは《拆補法》を用いて局を定めることを推奨する。

なぜなら、この方法は手間が省け、労力も少なく、かつ実践によって検証され、その情報は正確だからである。

《置閏法》はあまりにも煩雑であり、また冬や夏の至りに遭遇した時に九日を超える場合には置閏を行わなければならず、置閏は二年に一度行うものもあれば、三年に一度行うものもある。

一般的な奇門遁甲の学習者にとってはあまりにも「高深」すぎる。

《拆補法》の使用を推奨する。

次に、 九宮八卦 の象意を習得する必要があります。九宮八卦は地を表し、方位に関する論理があり、また九宮の象意という説もあります。

これは奇門遁甲の占測において運用される必要があり、八卦の象意と言うこともできる。

第三は、人盤の八門と天盤の九星、そして神盤の八神についてだ。

それぞれが表す象意、五行属性、および各季節における旺衰の程度を個別に習得することは、事柄の吉凶を判断する上で非常に重要だ。

さらに、奇門遁甲の吉凶格局、すなわち天地盤の干を組み合わせることで得られる一種の暗示と寓象を習得する必要がある。


参考2

 『奇門遁甲、星と格の基礎知識』

1.天盤

内容は2の地盤と同じ。

2.地盤

甲:(きのえ)出発・起源・出世・発展・樹木・木材

乙:(きのと)安定・きれいな草花

丙:(ひのえ)財を得る・強引・潔く潔白・太陽

丁:(ひのと)物事の判断力・真偽の区別・文明の象・炎

戊:(つちのえ)要領が良い・信用・育成・発展・岩石

己:(つちのと)魅力・情愛・忍耐力・順応性・田園の土

庚:(かのえ)健康・剛健・急進的・斧・刃物

辛:(かのと)道を究める・宝石・ガラス

壬:(みずのえ)戦いで勝利・湖・川

癸:(みずのと)現状維持・安定・停止・中断・雨露

*甲は、「奇門遁甲」の「甲」です。すなわち奇門遁甲とは甲という帝王の星を探す学問という意味があります。

3.九星

・天蓬:(てんほう)頭が切れ、何事に対しても適切に対応できる。短所:不安定・軽薄・色情

・天内:(てんない)思慮深く、謙虚で間違いのない堅い動きができる。短所:疑い深い・愚痴

・天冲:(てんちゅう)勤勉に働き、出世、福をもたらし、短所はありません。

・天輔:(てんほ)文学、学術に優れ、優雅で落ち着きがある。短所:世間知らずでこせこせする。

・天禽:(てんきん)意気盛んで、古き体制を捨て新しいことをやる。短所:激烈・節操なく暴走

・天心:(てんしん)質実剛健で、勇気があり、正義感強く財を司る。短所:無分別・強引・危険

・天柱:(てんちゅう)仁義を尊び、勇猛で正義のために命をかける。短所:狡猾・狂暴・自暴自棄

・天任:(てんにん)円満で平和主義で慎重で人を援助する。短所:ずるがしこく人を落とし入れる

・天英:(てんえい)心正しく、責任感が強く、世の中に精一杯尽くす。短所:無責任・拝金主義

4.八門

・休門:(きゅうもん)休息に入り次の活動への準備する時期。機知・楽観

・生門:(せいもん)生気がみなぎる時期。積極的・気まぐれ

・傷門:(しょうもん)朝の慌ただしい時期。粗野・暴走的・怒り

・杜門:(ともん)仕事が起動に乗る前の時期。非積極的・優柔不断・疑惑的

・景門:(けいもん)活発に活動する時期。正直・情熱・虚栄

・死門:(しもん)活動が低下しつつある時期。堅実・頑固・停止・現状維持

・驚門:(きょうもん)無理に活動しようとする時期。負けず嫌い・虚偽・無理強い

・開門:(かいもん)心身ともに開放される時期。穏健・威厳・慰安                                  

5.九宮

・一白:(いっぱく)冷静沈着・知能・浪費・性欲・激動の人生

・二黒:(じこく)従順・柔和・不十分・防御的・警戒・消極

・三碧:(さんぺき)急激・怒り・ケンカ・口論・自分勝手・独走

・四緑:(しろく)温和・不定・信用・道徳

・五黄:(ごおう)陰険・残忍・凶悪・支配・闘争・陰謀

・六白:(ろっぱく)質実剛健・武勇・果敢・迷いがない

・七赤:(しちせき)二枚舌・享楽・積極的・行動の挫折

・八白:(はっぱく)反逆・停滞・動揺・活動・転落

・九紫:(きゅうし)聡明・熱心・華美・演出・発明・発見・創造

6.八神

・直符:(ちょくふ)気品・育成と発育・凶事があっても滅殺・神仏

・縢蛇:(とうだ)偽り・不正・疑い

・太陰:(たいいん)正直・慈愛・陰となって人を助ける・清潔

・六合:(りくごう)和平・平和・善良・男女の出会い

・勾陳:(こうちん)猛烈・権力・訴訟・交通事故

・朱雀:(すじゃく)聡明・よこしまな考え・陰謀・悪事

・九地:(きゅうち)優雅・柔和・謙虚・従順

・九天:(きゅうてん)公平・希望・願望成就

奇門遁甲40格の基礎知識

実際の鑑定では、ここをあまり意識する必要はありません。なぜならば、天盤と地盤の組み合わせが最重要だからです。

格も天盤地盤の組み合わせで構成されるものが多いようです。

ここでは、学問上こういった格という内容がありますので、紹介致します。

1.吉格

青竜返首:天盤が甲で地盤が丙の場合。だんだんと発展します。

飛鳥跌穴:天盤が丙で地盤が甲の場合。予期しないチャンス。

乙奇得使:天盤が乙で地盤が己の場合。精神的な喜び。和睦。

丙奇得使:天盤が丙で地盤が戊の場合。財運があり物事を強引に進める。

丁奇得使:天盤が丁で地盤が壬の場合。頭が良くなり、勝負に勝つ。

乙奇昇殿:天盤の乙が震の方位に入る場合。物事がとにかく安定します。

丙奇昇殿:天盤の丙が離の方位に入る場合。財も強引に求めます。

丁奇昇殿:天盤の丁が兌の方位に入る場合。物事の善悪の判断力があります。

玉女守門:天盤が丁で八門が直使の場合。精神面での喜び。学問が向上。

人遁:天盤が丁で八門が休門で八神が太陰の場合。人の和を得ることができます。

天遁:天盤が丙で地盤が戊で八門が生門の場合。信用が高まり財を得ます。

地遁:天盤が乙で地盤が己で八門が開門の場合。精神面での安定が増してきます。

神遁:天盤が丙で八門が生門で八神が九天の場合。他人からの援助。財運に恵まれます。

鬼遁:天盤が丁で八門が開門で八神が九地の場合。要領が上手になり、頭脳の切れがあります。

竜遁:天盤が乙で乾の方位に入り、ハ門が開門の場合。人間的な人情味、柔らかさが出ます。

虎遁:天盤が乙で艮に入り、ハ門が生門の場合。人を説得し物事を進める。

風遁:天盤が乙で巽に入り、ハ門が休・生・開門の場合。交際が上手で小さいパワーで大きな勝利。

雲遁 天盤が乙で坤に入り、八門が休・生・開門の場合。安定。物事がすんなりいきます。

2.凶格

・悖格:上下関係の乱れが起こりやすい。

・天羅格:社会的ごたごたに巻き込まれて身動きができなくなる。

・地網格:家庭的ごたごたに巻き込まれて身動きができなくなる。

・五不遇時:大凶で方位を使う日・時間などが良くありません。

・甲の年格:大凶で命の危険があります。

・乙の年格:自分の大切なものが何者かによって破壊されます。

・丙の年格:権力によって横暴的な扱いをうけます。

・丁の年格:冷静さがなくなり、見込み違いや危険なことをやります。

・戊の年格:信用が失われる。他人から騙される。人間性がだめになる。

・己の年格:色情におぼれて失敗します。

・庚の年格:激しい争い、戦いがあり仲違いや離別といったことが起こります。

・辛の年格:粉々に砕け散る。玉砕されるといったことが起こります。

・壬の年格:争いが発生し穏やかではなくなります。

・癸の年格:自分の責任で物事がだんだんと悪い方向へと進んでいきます。

・刑格:怠け者になる。色情で失敗。

・戦格:血を流すような激しい戦い。交通事故。ケガが起こります。

・小格:だんだんと自分の地位、財産などがだめになっていきます。急性の病気。

・大格:根こそぎ今までの基盤が破壊されます。満性病。過労。

・伏宮格:目上や上司から迫害され、地位、ビジネスが危うくなります。

・飛宮格:目下や部下からばっさりとやられ一切を失います。

・甲の飛干格:大凶で命の危険があります。これまでの成果が崩壊します。

・乙の飛干格:これまでの成果や基盤が崩壊します。

・丙の飛干格:ただ忙しく休む暇がありません。

・丁の飛干格:精神面でトラブルが発生し、物事をやるのに非常に苦労します。

・戊の飛干格:力が発揮できず、信用を失います。詐欺に遭いやすくなります。

・己の飛干格:怠け者になり、賭け事や色情におぼれて失敗します。

・庚の飛干格:血を流すような激しい戦い。交通事故があります。

・辛の飛干格:苦労が多く益は少ない。大切なものがこなごなに失われま

・壬の飛干格:急ぎすぎて失敗。だんだんと自分の地位、財産などがだめになっていきます。

・癸の飛干格:責任をとらず、逃げるだけ。根こそぎ今までの基盤が破壊されます。満性病。過労。

・青竜逃走格:せっかくの実績を逃がしてしまいます。援助者が逃げていきます。

・白虎猖狂格:病気、不名誉、傷害、女性は貞操を失い男に騙される。

・栄惑入白格:強引な行動でごたごたを起こし、忙しくなります。ワンマン。

・朱雀投江格:頭の働きが悪くなって試験に失敗し、戦いに負けます。

・滕蛇格:急激な災難があり、他人に誤解され、困難な事態になります。

・甲の伏吟:発展し、勢いがあります。

・乙の伏吟:凶の作用は弱い。安定を求めすぎて臆病になり、非積極的になります。

・丙の伏吟:凶の作用は弱い。強引に物事を進めすぎる傾向があります。

・丁の伏吟:善悪の判断が正しくおこなえ、知恵があります。

・戊の伏吟:凶の作用は弱い。要領良くやりすぎて失敗。楽をしようとしすぎます。

・己の伏吟:凶の作用は弱い。欲望・色情が強すぎます。

・庚の伏吟:ルール無視、暴走し何事もやりすぎます。

・辛の伏吟:凶の作用は弱い。周りが見えなくなり、一つのことをやりすぎます。

・壬の伏吟:凶の作用は弱い。勝負のやり方が投機的過ぎて失敗します。

・癸の伏吟:凶の作用は弱い。超保守的になり、現状維持で発展がありません。

・天蓬と休門の伏吟:凶の作用は弱い。安定しすぎて、成長、発展がありません。

・天内と死門の伏吟:凶の作用は弱い。成長が停止し、活動が止まってしまいます。

・天任と生門の伏吟:凶の作用は弱い。物事の進め方が荒々しく摩擦を起こします。

・天冲と傷門の伏吟:凶の作用は弱い。無理矢理に新しいものを生み出しますが、反動があります

・天輔と杜門の伏吟:凶の作用は弱い。世間から引っ込んでしまい、活動、行動が停止します。

・天英と景門の伏吟:凶の作用は弱い。あけっぴろげで華やかですが、秘密が守れません。

・天柱と驚門の伏吟:凶の作用は弱い。突然、思いもよらない新しいことが発生し、気が動転します。

・天心と開門の伏吟:凶の作用は弱い。開放されている状態ですが、少々あけっぴろげすぎます。

・戊と辛の反吟:凶の作用は弱い。要領が悪くなり、信用を失います。

・己と壬の反吟:凶の作用は弱い。色情の傾向が強くなり、女性は男に騙されやすくなります。

・庚と癸の反吟:凶の作用は弱い。一か八かの良さがなくなります。積極性がなくなります。

・辛と戊の反吟:凶の作用は弱い。コツコツと道を極める良さがなくなり、集中力に欠けます。

・壬と己の反吟:凶の作用は弱い。勝負強さがなくなります。

・癸と庚の反吟:凶の作用は弱い。保守的、守りの強さ、堅実さといったものがなくなります。

・天英と休門の反吟:凶の作用は弱い。安定するという良さが出ません。

・天内と生門の反吟:凶の作用は弱い。新しいものを生み出すという良さが出ません。

・天柱と傷門の反吟:凶の作用は弱い。新しいものを無理にでも生み出すという力がなくなります。

・天心と杜門の反吟:凶の作用は弱い。じっとしていて安定しているという良さがでません。

・天任と死門の反吟:凶の作用は弱い。保守的で安定停止しているという良さがなくなります。

・天蓬と景門の反吟:凶の作用は弱い。華やかさ、充実といった内容がなくなります。

・天冲と驚門の反吟:凶の作用は弱い。開放的で突発的にどんどん進むという良さがなくなります。

・天輔と開門の反吟:凶の作用は弱い。開放的という良さがなくなります。

・門迫(休門):凶の作用は弱い。落ち着きがなくなり不安定になります。

・門迫(貝門):凶の作用は弱い。開放的という良さがだらしないという悪作用になります。

・門迫(生門):凶の作用は弱い。積極性がなくなります。

・門迫(景門):凶の作用は弱い。内容がなくなり薄っぺらになります。

・六儀撃刑(戊):凶の作用は弱い。口が災いして信用を落とすような事件が起こります。

・六儀撃刑(己):凶の作用は弱い。色情、欲望が強くなり争いが起こります。

・六儀撃刑(庚):凶の作用は弱い。闘争、ケンカ、議論、仲たがいといったごたごたがあります。

・六儀撃刑(辛):凶の作用は弱い。闘争、ケンカ、議論、仲たがいといったごたごたがあります。

・六儀撃刑(壬):凶の作用は弱い。戦い、訴訟、肉親のケンカ、勝負ごとで失敗。

・六儀撃刑(癸):凶の作用は弱い。全ての事柄が停止し、ストップしてしまいます。

・三奇入墓(乙):凶の作用は弱い。安定、穏健といった良さがなくなりごたごたが発生します。

・三奇入墓(丙):凶の作用は弱い。財産、強引に商売をするといった良さがなくなり財を失います。

・三奇入墓(丁):凶の作用は弱い。善悪の判断、知恵がなくなり、つまらないことで失敗します。

・時干入墓(乙未のトキに乙が坤の位置):安定しすぎて成長や発展がまったくありません。

・時干入墓(丙戌のトキに 丙が乾の位置):強引に財を得ようとして大失敗。傲慢になりすぎて大失敗。

・時干入墓(戊戌のトキに 戊が乾の位置):自分の失敗で信用がまったくなくなります。詐欺などにもあいます。

・時干入墓(辛丑のトキに 辛が艮の位置):コツコツとやってきた努力の成果が全部崩壊します。

・時干入墓(壬辰のトキに 壬が巽の位置):戦い、訴訟、ケンカ、事件といったごたごたが発生します。

秘伝の公開

1.「方位」という言葉の定義

 「方位」という言葉を扱う書籍やソフトは市場に氾濫しておりますが、それでは「方位」の定義とは一体何なのでしょうか?

例えば、大阪に住んでいる方が、東京に”日帰り出張”したという場合、それは東の方位に出かけたという言い方をしますが、その場合、奇門遁甲の「日盤」で東の方位を見て吉とか凶とかを判断して良いのでしょうか? いいえ、判断してはいけないのです。

奇門遁甲でいうところの方位とは「トキの変わり目を2つ超すと方位が発生する」という明確な定義があるのです。

すなわち、日盤を使って方位の吉凶を論ずる場合には、中国占星術で言う日の変わり目は午後11時です。

1回目が出発した日の午後11時、2回目が翌日の午後11時です。翌々日の午前1時になって、ようやくトキの変わり目が2回超すということになります。

結局、実際には、東京に2泊しないと東に行ったという方位の効果は出ないのです。

同様に、時盤を使う場合には、奇数時刻を2回超す必要がありますし、月盤を使う場合には、節入り日を2回超す必要がありますし、年盤を使う場合には立春を2回越す必要があります。

中国占星術に慣れない方のために、もっと具体的に説明すると以下のようになります。

(1)時盤を使って方位の吉凶を判断する時

その方位に最低4時間いないと方位効果が発生しません。

(2)日盤を使って方位の吉凶を判断する時

その方位に最低2日いないと方位効果が発生しません。

(3)月盤を使って方位の吉凶を判断する時

その方位に最低2カ月いないと方位効果が発生しません。

(4)年盤を使って方位の吉凶を判断する時

その方位に最低2年いないと方位効果が発生しません。

2.凶の方位に出張などをしなければいけなくなった時の対応

  例えば、東京から北の方位へ2泊の出張に行かなければならない時、日盤で調べるとその日の北の方位の天盤が「庚」の凶格であった場合と仮定します。

ここで、方位効果は「トキの変わり目を2つ超すこと」という定義を思い出して下さい。

つまり北という方位の場所に2泊しないと方位効果は出ませんので、1泊目と2泊目の宿泊場所を思い切って変更して北の方位から外れれば大丈夫です。

奇門遁甲でいう方位は、八方位ですから45度の角度の北の方向から外れる必要があります。または、同じ場所に2泊する場合でも、北の方位から一瞬でも外れた場所に移動するだけでも構いません。

3.方位効果が顕現するまでには時間がかかる。

  奇門遁甲の時盤、日盤、月盤、年盤を参照して吉のトキに吉方位で行動を行うという使い方でも効果はありますが、もっと精密に効果を得たい場合には、”応期”という考え方を知っておいた方が良いでしょう。

これは応期盤表を参照して、それぞれの方位の真ん中にある干が方位効果が一番出るトキだと考えます。

この場合 陽極なので陽極の応期盤表を見ます。

そうすると東南の位置に「乙」があるのは中央の左表でその中央が「戊」だとわかります。

従って効果がでるトキは「戊」の日というように見ます。

すなわち真ん中の干が効果の出るトキだと理解して下さい。

従って、「戊」の日にも、その商談のつめを行うとか、具体的に調印式を行うとかの行動をした方が良いということになります。

流派の違いについて

 奇門遁甲においても若干流派によって盤の作成が異なる場合があります。

日盤

日盤の陰陽が変わる境目

 夏至に一番近い、甲日または己日をもって陰陽が変わります。

 夏至の瞬間で、陰陽が変わるという説もあります。

 この差が気になる方は、夏至の前後すなわち6月20日前後と、冬至の前後すなわち12月20日前後は鑑定せず使わないようにすることです。

時盤

節気と三元

その月の節入日に一番近い甲日または己日をもって、上元の始まりとし以降5日間づつ上元、中元、下元となっていきます。

また節入り日は必ず、上元になります。しかしここも節入り日は必ず上元にならないという説もあります。この場合は、盤が異なってきますのである流派の方にとっては不都合が生じる場合もあるかもしれません。その場合は、次節のように暦の修正が可能ですので三元を変更することも可能です。

局数・陰陽・三元を修正します。⋯などなど。


参考3

『天盤干、地盤干の組み合わせ、格局名称、象意』

(注)十干の組み合わせの中でも甲尊、三奇、六儀、陽と陰で象意は変化してきます。


11  甲甲、「双木成林」、良き相手に巡り会える。

大樹が集まって林を形成する

有力者や時の運に背中を押され、発展と成功が約束される。地位や立場の向上が期待でき、指導力や風格が備わる。

天干甲と地干甲の関係は「双木成林」と称し、樹木が集まって林を形成する状態を表しています。 象意としては、甲の象意がより強調され、有力者や時運に恵まれて出世や大成する機会を得られることを表します。 地位や立場の向上が期待できるため、存在感がより強まること、確固とした立場を得ることなどの好機の到来が期待できます。 仕事や恋愛面では、存在感が強まり出世や関係発展につながること、将来への明るい兆しが得られることなどが期待できます。


12  甲乙、「藤蘿絆木」、目上の援助が期待できる。男女関係は良好に推移。

つる草が大樹に巻きついて成長する

有力者や仲間の力を借りることで、成功や発展が期待できる。他者の成功や勢いに乗ることで効率よく発展できる。

天干甲と地干乙の関係は「藤蘿絆木」と称し、つる草が大樹に巻きついて成長して行く状態を表しています。 象意としては、乙が甲の力を借りて成長することを表し、周囲の協力や後押しを得て成功すること、他者との関係を大事にすることで好機を得ることを表します。 周囲の協力が得られることが期待できるため、独力で事を成し遂げるよりも、周囲に相談することで好機の到来が期待できます。 仕事や恋愛面では、周囲や相手との関係の向上や協力関係の確立、強調することで道が開けることなどが期待できます。


13  甲丙、「青竜返首」、強運の方位で最大の吉方向

空高く昇った竜に見守られている

有力者や時の運に背中を押され、問題を乗り越え、発展と成功に繋がる好機が訪れる。動くごとに好機に恵まれる。

天干甲と地干丙の関係は「青竜返首」と称し、空高く昇った竜に見守られている状態を表しています。 象意としては、好機に恵まれ立場が向上することを表し、有力者や時の運に味方され千載一遇の好機を得ること、必要としている人との出会いが訪れることを表します。 空の上に居るような有力者から手を差し出されること、またとないような好機が訪れること、成功や発展につながる後押しが得られる好機の到来が期待できます。 仕事では権力者からの後押しが得られること、恋愛や結婚では非常に条件の良い相手との出会いがあること、目的や願望の達成への道が開けることなどが期待できます。


14  甲丁、「乾柴烈火」、結婚・恋愛に吉方位、人間関係に大変良い。

乾いた薪が勢い良く燃えている

有力者の理解と協力が得られ、地位の向上や発展が期待できる。望みや意見が通り、願望が成就する好機が訪れる。

天干甲と地干丁の関係は「乾柴烈火」と称し、乾いた薪が勢い良く燃えている状態を表しています。 象意としては、周囲や有力者からの理解が得られ背中を押されること、自分の望むことや意見が採用されて好機が得られることを表します。 自分の進もうとしている道に対して後押しが得られ、勢い良く進めるような状況になること、自分の力で願望が成就する好機が訪れることなどが期待できます。 仕事では自分の行動や決断に対して高い評価と後押しが得られること、恋愛や結婚では相手の理解を得て関係が飛躍的に向上することなどが期待できます。


15  甲戊、「禿山孤木」、友人関係に亀裂が入る。

山に一本の木が寂しく生えている

有力者や仲間と反目し、周囲から孤立してしまう。多勢と対立することにより、地位や信頼を失う環境に陥る。

天干甲と地干戊の関係は「禿山孤木」と称し、山に一本の木が寂しく生えている状態を表しています。 象意としては、周囲の人間関係から孤立してしまうことを表し、理解者が得られなくなることや、思うように事を進められなくなることを表します。 周囲と協調することができずに一人で空回りしてしまうこと、我を押し通そうとして味方が居なくなってしまうこと、周囲からの信頼を失うことなどを表します。 仕事では理解者が得られずに孤立してしまうこと、恋愛では相手との価値観が合わずに寂しい思いをしてしまうこと、立場と信頼を失ってしまうことなどを表します。


16   甲己、「壌土培木」、人間は係は密になり成果が上がる。恋愛・仕事に吉。

土壌に恵まれ大樹が生長する

有力者や仲間と協調し、成功に向かって着実に前進していく。協調性を大事にすることで着実な進展が期待できる。

天干甲と地干己の関係は「壌土培木」と称し、土壌に恵まれ大樹が生長する状態を表しています。 象意としては、周囲との協調性を大事にすることで成功することを表し、足元を固めることや立場をわきまえることで気が訪れることを表します。 周囲や協力者との関係を大事にすることで成功できること、環境に感謝することで好機が訪れること、周囲に支えられて立場が安定することなどが期待できます。 仕事では周囲の協力を得て成功できること、恋愛では相手からの歩み寄りが期待できること、協調性を大事にすることで着実に前進出来ることなどが期待できます。


17  甲庚、「飛宮砍伐」、仕事、家庭、人間関係が崩壊する暗示あり。

大樹を大斧で伐採している

有力者との関係が悪化し、発展や成功への道が閉ざされてしまう。何をしても逆効果で、より悪化させてしまう。

天干甲と地干庚の関係は「飛宮砍伐」と称し、大樹を大斧で伐採している状態を表しています。 象意としては、有力者との関係が悪化してしまうことを表し、成功や発展の道が閉ざされてしまうこと、周囲からの攻撃を受けて傷を負ってしまうことを表します。 人間関係が悪化することで周囲が全て自分を攻撃してくること、何をしても裏目に出てしまい周囲からの反感を買ってしまうことなどを表します。 仕事では有力者からの怒りや反感を買うことや、恋愛では相手から嫌われてしまうこと、心身ともに傷つくような発言を受けることやそのような状況に陥ることを表します。


18  甲辛、「棍棒粉砕」、動くと失敗する、動かず難を避けよ。

棍棒で宝石を叩き割っている

有力者から睨まれ、身動きが取れなくなる。積極的に動くと損害を被る。保守的で無難に過ごすと乗り越えられる。

天干甲と地干辛の関係は「棍棒粉砕」と称し、棍棒で宝石を叩き割っている状態を表しています。 象意としては、有力者に睨まれてしまい潰されてしまうことを表し、周囲からの反感や怒りを買うこと、地位や立場が上の人からの圧力を受けることなどを表します。 自分の行動や発言が有力者の機嫌を損なってしまい、立場を利用した圧力を受けてしまうこと、自分の才能や魅力を全否定されてしまうことなどを表します。 仕事では上司や有力者からの嫌がらせを受けるような状況になること、恋愛では相手を怒らせて嫌われてしまうこと、打つ手がない状況や立場に陥ることを表します。


19   甲壬 、「隻帆漂洋」、信用失墜で気力も無くなる。

小さな木船が大海で漂流している

有力者に振り回され、状況が不安定になる。気が付けば周りから孤立し、帰る場所を失っている。従う相手に注意。

天干甲と地干壬の関係は「隻帆漂洋」と称し、小さな木船が大海で漂流している状態を表しています。 象意としては、周囲の考えや発言に振り回されしまうことを表し、事が思うように進まなくなってしまうこと、目的地が見えなくなってしまうことなどを表します。 周囲の機嫌や気分に振り回されてしまうことなどで、思うように進めなくなること、方向性や目的地を見失ってしまうことなどを表します。 仕事では上司や会社の方針に振り回されてしまうこと、恋愛では相手の気分に振り回されてしまうこと、方向性や目的地が見えずに迷走してしまうことを表します。


10  甲癸、「樹根露水」、順調に発展する。恋愛もよし。

雨水が大樹を潤し成長させる

有力者から細々とした協力を得て次第に足元が固まる。少しずつ前に進むと、次第に危険や問題が過ぎ去って行く。

天干甲と地干癸の関係は「樹根露水」と称し、雨水が大樹を潤し成長させる状態を表しています。 象意としては、有力者からの心細い後押しが得られることを表し、地味に前に進めることや成長していくことを表します。 地味ながらも次第に安定した状況や立場が得られること、頼りない約束ながらも道が開けてくること、悩みが次第に解消されてくることなどを表します。 仕事では、頼りない上司や周囲からの協力が得られること、恋愛では状況により変わりやすいが一応は進展が期待できること、悩みや不安が時間と共に少しずつ消えていくことを表します。


21  乙甲、「錦上添花」、気持ちにゆとりが出て事が順調に運ぶ。

美しい木に美しい花が咲く

良い事に良い事が重なり、喜びに喜びが重なる。心が幸せに満たされ、更なる幸せを呼び込む。幸せを満喫できる。

天干乙と地干甲の関係は「錦上添花」と称し、美しい木に美しい花が咲く状態を表しています。 象意としては、良いことに良いことが重なることを表し、心が幸せに満たされること、進む道が明るく照らし出されることなどを表します。 喜びに喜びが重なり、幸せに幸せが重なることで、心が満たされより大きな喜びに発展させられること、周囲や有力者からの協力が得られて幸せへの好機の到来などが期待できます。 仕事では周囲や有力者からの協力が得られて喜びが訪れること、恋愛では相手との関係が進展して喜びの多い状況に至ることなどが期待できます。


22   乙乙、「伏吟雑草」、あせりが失敗を生み、実力発揮できない。

辺り一面雑草が無駄に生い茂る

何をしても心が満たされず、やればやるほど失望に繋がる。日ごろの安定や幸せを見直し、目の前の幸せを大事に。

関係は「伏吟雑草」と称し、辺り一面雑草が無駄に生い茂る状態を表しています。 象意としては、何をしても空回りすることを表し、努力が空しく失われていくことや裏目に出ること、騒がしいばかりで中身がともなわないことなどを表します。 一生懸命努力しても結果に繋がらずに失望してしまうこと、忙しく騒がしい状況になる割には結果が伴わずに意味をなさないことなどを表します。 仕事では苦労ばかりで結果が伴わないことや周囲に足を引っ張られてしまうこと、恋愛では話ばかりで中身が伴わずに振り回されてしまうことなどを表します。


23  乙丙、「三奇順遂」、仕事・経営・投資に吉

草花が朝日を浴びて輝いている

交友関係が円滑になり、物事が順調に進む。目上との関係も良好になり、立場の向上に繋がる。男女関係は悪化。

天干乙と地干丙の関係は「三奇順遂」と称し、草花が朝日を浴びて輝いている状態を表しています。 象意としては、人間関係が円滑に進む事を表し、何事も取り組んでいる物事が順調に進むこと、周囲との人間関係などが円満になり立場が安定することなどを表します。 流れに恵まれることで思うように事が運ぶ状況になること、周囲からの評価を得て関係が向上すること、立場が向上して安定していくことなどが期待できます。 仕事では周囲の協力や評価を得て成功し、安定した立場を得る事が期待でき、恋愛では周囲からの注目が集まることで関係が悪化してしまう恐れがあります。


24  乙丁、「三奇相佐」、文章に関することは、大変良い。

香木が燃える芳香で気を静める

周囲との調和が取れ、万事が安泰で順調に展開する。特に学業や執筆などの方面では、大きな喜びごとが訪れる。

天干乙と地干丁の関係は「三奇相佐」と称し、香木が燃える芳香で気を静める状態を表しています。 象意としては、周囲との調和がとれて安定することを表し、物事が順調に進展していくこと、地道な作業が滞りなく進み満足いく方向に定まることなどを表します。 状況や周囲の流れと協調することができ、物事が安定して順調に進むこと、地道な作業なども順調に進展して結果に近づいていくことなどが期待できます。 仕事では周囲と協力することで結果を出させること、状況が安定して問題がなくなること、恋愛では地味ながらも距離が近づき安定していくことなどが期待できます。


25  乙戊 、「鮮花名瓶」、実力が発揮でき良い人に巡り会える。婚姻に吉。

美しい花が美しい花瓶に生けてある

有力者との出会いが期待できる。好感を持たれ、交友関係が円滑になる。旅行や恋愛面では、喜びごとが訪れる。

天干乙と地干戊の関係は「鮮花名瓶」と称し、美しい花が美しい花瓶に生けてある状態を表しています。 象意としては、心強い有力者との出会いを表し、自分が目指している目的地への後押しが得られること、周囲からの評価や好感が得られて成功することなどを表します。 周囲からの評価が良くなることで、円満な人間関係が形成できること、安定した状況から幸せや喜びごとが生まれることなどが期待できます。 仕事では周囲からの評価が良くなり、立場を守ってもらえること、恋愛では相手からの強い意思を受けて幸せが守られ、喜ばしいことが訪れることが期待できます。


26  乙己、「壌土培花」、精神的に充実し、困難に打ち勝つ。

土壌に恵まれ草花が生い茂る

良き時と場所を得て、物事が円滑に進むようになる。環境や交友関係に恵まれ、円満で幸せな生活を享受できる。

天干乙と地干己の関係は「壌土培花」と称し、土壌に恵まれ草花が生い茂る状態を表しています。 象意としては、好機を得て成功することを表し、環境に恵まれ実力を最大限に発揮できること、円満で幸せな環境や日々を享受できることなどを表します。 周囲の人間関係や環境に恵まれることで、自分の思うような方向に進めること、その後押しを得て最大限に実力を発揮できる舞台が訪れることなどが期待できます。 仕事では活躍できるような大事な舞台が訪れてくること、恋愛では本質を理解してくれ関係が根本的な部分から向上することなどが期待できます。


27  乙庚、「日奇被刑」、 アクシデントに遭遇する。

草花が鎌で刈り取られている

交友関係が損なわれ、争い事が生じる。喜びごとや平和な交友関係から疎遠になる。財産争いや夫婦間の問題など。

天干乙と地干庚の関係は「日奇被刑」と称し、草花が鎌で刈り取られている状態を表しています。 象意としては、周囲の環境が傷ついてしまうことを表し、周囲との距離が出来ること、争い事などが生じて周囲との関係が悪化することなどを表します。 円満な人間関係から遠ざかり、周囲からの誹謗中傷を浴びる事態に陥ること、財産争いや夫婦間の問題が悪化してしまうことなどを表します。 仕事では周囲との関係が悪化して、立場を失うことや圧力を受けること、恋愛では相手との関係が悪化して将来への道が閉ざされてしまうことなどを表します。


28   乙辛、「青竜逃走」、困難に遭遇し、すべて失敗する。

生けられた花が鋏で切り取られる

交友関係が損なわれ、人に裏切られることも。喜びや財産が手元から失われる。財産の損失や家畜の損害など。

天干乙と地干辛の関係は「青竜逃走」と称し、生けられた花が鋏で切り取られる状態を表しています。 象意としては、好機が手元から遠ざかってしまうことを表し、大事な人を失うこと、大事なものや環境から離れることなどを表します。 信頼関係が大きく崩れてしまい、周囲の人に裏切られてしまうこと、大事な機会を失い失望する状況に至ること、大事なものを失い途方に暮れることなどを表します。 仕事では信頼を失い立場を悪くしてしまうこと、恋愛では相手に裏切られて関係が悪化していくこと、大事なものを失い路頭に迷ってしまうことなどを表します。


29  乙壬、「荷葉蓮花」、女性は金持ちと縁あり。男性は遊興で散財する。

水辺に美しい蓮の花がさく

男性は、楽しく喜びごとの多い遊びや、旅行の誘いが到来する。女性は、有力者などとの玉の輿の縁談が到来する。

天干乙と地干壬の関係は「荷葉蓮花」と称し、水辺に美しい蓮の花がさく状態を表しています。 象意としては、周囲の環境や時運に恵まれることを表し、思わぬ所からの好機の到来や、目的達成へ挑戦できる機会の到来などを表します。 流れに恵まれ順調に事が進む事で、喜びや幸せが多い状況になること、有力者から好かれて立場が大きく向上していくことなどが期待できます。 仕事では流れに恵まれ、大きな結果を出せるような好機が到来してくること、恋愛では玉の輿に乗れるような相手との出会いや縁談が期待できます。


20  乙癸、「緑野朝露」、やる気を失い失敗するが、隠れることは良い。

草花から朝露がはかなく落ちる

精神的に打たれ弱くなり、世の中のことから逃避したくなる。何をするにも気力が湧かず、消極的になってしまう。

天干乙と地干癸の関係は「緑野朝露」と称し、草花から朝露がはかなく落ちる状態を表しています。 象意としては、精神的に弱くなることを表し、繊細な気遣いや思いやりが自分を追い込んでしまうこと、悲観的な考えや妄想を大きくしてしまうことなどを表します。 精神的に弱くなり、些細な事に振り舞わされてしまうことや、感情的になって暴走してしまうこと、逆に気力が湧かずに何もできずに好機を逃してしまうことなどを表します。 仕事では周囲との関係や業務内容に不満を抱えてしまうこと、恋愛では不安要素が大きくなり感情的に暴走してしまうこと、中途半端な優しさから、精神的に大きな痛手を負ってしまうことなどを表します。


31  丙甲、「飛鳥跌穴」、大チャンスあり、大チャンスは、即決即断。

太陽が大樹を暖かく照らす

予期せぬ幸運な出来事が訪れる。苦労せずに成功し、願い事が叶う。金銭的にも恵まれ、大きな利益を生み出す。

天干丙と地干甲の関係は「飛鳥跌穴」と称し、太陽が大樹を暖かく照らす状態を表しています。 象意としては、考えても居なかったような好機の到来を表し、苦労せずに成功を収めること、大きな成功や利益につながる状況が訪れてくることを表します。 目的達成や成功に対して、予想外の後押しが得られること、またとないような大きな好機が訪れること、金銭や物質面での充実や利益につながる流れが訪れることなどが期待できます。 仕事では、大きな利益や成功に繋がる展開が訪れること、恋愛では思わぬ好条件の相手との出会いや結婚への好機が訪れることが期待できます。


32  丙乙、「艶陽麗花」、女性は、魅力に満ちあふれ、大もてする。

太陽が草花を暖かく照らす

幸運な出来事が訪れ、精神的にも物質的にも満たされる。安定や利益にも繋がる。特に女性には幸運が訪れる。

天干丙と地干乙の関係は「艶陽麗花」と称し、太陽が草花を暖かく照らす状態を表しています。 象意としては、幸運が舞い込むことを表し、利益や成功に至る話が訪れてくること、安定した利益と成功が得られること、精神的にも物質的にも満たされることなどを表します。 今後の流れに対しての良い知らせが届き、利益や成功の目処が立つこと、安定した仕事や利益につながり安心できること、特に女性にとっては幸運が舞い込むことなどが期待できます。 仕事では安定した成功や結果が期待できること、収益¥上昇やや成功への道が開かれること、恋愛では条件の良い相手との出会いや幸せに至る機会が訪れることが期待できます。


33  丙丙、「伏吟洪光」、急がば失敗、穏やかに落ち着いて。

太陽が強すぎ干上がってしまう

何事にも極端になりやすく、失敗を招きやすい。勢いばかりで中身が伴わず、失敗に至る。強引な行動に要注意。

天干丙と地干丙の関係は「伏吟洪光」と称し、太陽が強すぎ干上がってしまう状態を表しています。 象意としては、熱くなり過ぎてしまうことを表し、何事にも極端になってしまうこと、白か黒かをはっきりさせたくなり失敗してしまうことなどを表します。 熱くなりやすくなり自制が効かないことで大きな損失を招くこと、勢いばかりで中身が伴わずに失敗してしまうこと、強引な姿勢が周囲の反感を買うことなどを表します。 仕事では利益重視に走ってしまうことで、相手からの反感を買ってしまうこと、恋愛では一時的な感情に流されてしまい大事なものを失ってしまうことなどを表します。


34  丙丁、「三奇順遂」、名誉・財産のチャンスが廻ってくる。

太陽と月が重なる新月の状態

機に恵まれ、何事も順調に発展する。精神的にも物質的にも満たされる。地位が高い人にはその分大利が訪れる。

天干丙と地干丁の関係は「三奇順遂」と称し、太陽と月が重なる新月になる状態を表しています。 象意としては、好機に恵まれ順調に進めることを表し、物質面でも精神面でも満たされることや、そのような状況に至る好機が訪れることなどを表します。 目的達成や収益少々に対して一瞬の好機が訪れること、機を活用することで大利に至ること、地位が高い人にはより大きな利益が成功への好機の到来が期待できます。 仕事では大きな成功への好機が到来すること、恋愛では条件の良い相手との出会いに至ること、立場に応じてより好機が大きくなることが期待できます。


35  丙戊、「丙奇得使」、努力が報われる。財運に白。 

太陽は輝き大山はそびえる

時と場所に恵まれ、持つ才能を存分に発揮し、大きな成功を勝ち取る。内実共に充実し、大きな成功が期待できる。

天干丙と地干戊の関係は「丙奇得使」と称し、太陽は輝き大山はそびえる状態を表しています。 象意としては、時と場所を得て成功することを表し、建つべき舞台に恵まれて才能を最大限に発揮できること、内実共に充実して大きな成功に至ることなどを表します。 自分自身の能力や才能を生かせる大きな舞台が訪れること、自分も周囲も最大限に活用できる状況になること、どのような状況でも大きな成功が期待できます。 仕事では自分自身の能力を最大限に発揮して成功できること、部下や周囲の力を引き出せること、恋愛では相手と共に幸せへの階段を登ることなどが期待できます。


36  丙己、「大地普照」、恋の誠実、良い話しがある。

太陽が大地を優しく照らす

周囲からの注目を浴び、成功への機会を得る。機に乗じることで社会的な成功を得て、物質的にも満たされる。

天干丙と地干己の関係は「大地普照」と称し、太陽が大地を優しく照らす状態を表しています。 象意としては、周囲からの注目を浴びることを表し、周囲からの協力や後押しを得て前に進めること、流れに乗ることで立場が得られることなどを表します。 周囲からの注目が集まり心強い協力が得られること、成功や発展への好機に恵まれること、社会的な立場や安定が得られる状況になることなどが期待できます。 仕事では周囲の期待を背負って成功できること、恋愛では周囲からの注目を浴びて相手を選べること、流れを大事にすることで道が安定することなどが期待できます。


37  丙庚、「熒惑入白」、紛失や詐欺の恐れあり、交通事故にも注意。

太陽の熱で鉄が溶ける

機に恵まれず、世間の荒波に呑まれる。その立場を失い危機的状況を迎える。詐欺や裏切り、盗難事故に要注意。

天干丙と地干庚の関係は「熒惑入白」と称し、太陽の熱で鉄が溶ける状態を表しています。 象意としては、機に恵まれずに努力が無駄になることを表し、周囲や世間の荒波にもまれること、立場や個人的な環境が危機的状況に陥ることなどを表します。 周囲からの圧力や反感が非常に強くなり、何をしても批判されてしまうこと、問題や障害の波に呑まれて方向性を失ってしまうことなどを表します。 仕事では周囲の環境や会社の問題に巻き込まれてしまうこと、恋愛では思いもよらぬ波乱に巻き込まれ、立場を失ってしまうことなどを表します。


38  丙辛、「日月相会」、病気快方に向かい、出会いから恋に発展する。

太陽が宝石を輝かせる

機に恵まれ、進む道が目の前に照らし出される。何事も順調に進展。節制を心がけ、強引な行動には注意すること。

天干丙と地干辛の関係は「日月相会」と称し、太陽が宝石を輝かせる状態を表しています。 象意としては、周辺環境や好機に恵まれることを表し、自分自身が魅力的に映し出されること、思いもよらずに事は順調に進むことなどを表します。 周辺環境が自分に対して注目してくれることで、自分の立場や環境が飛躍的に向上していくこと、苦労もなく成功への道が見えてくることなどが期待できます。 仕事では貴重な人からの注目を得て大成出来ること、恋愛では自分を高く買ってくれる人との出会いや関係の進展などが期待できます。


39  丙壬、「江暉相映」、良い出会いがあり、金運もあり。

太陽が湖面を照らし輝いている

幸運な出来事が訪れ、仕事や金銭面で好機を得る。しかし、周囲の動きは不安定で、問題に発展することもあり。

天干丙と地干壬の関係は「江暉相映」と称し、太陽が湖面を照らし輝いている状態を表しています。 象意としては、好機や幸運の到来を表し、予想もしていなかったような好機が到来してくること、勝負事での勝機の到来などを表します。 特に仕事や財運面では予想していないような好機が訪れて道が開けていくこと、周囲の状況が不安定になっても、自分は道を見いだせることなどが期待できます。 仕事では成功や発展の好機が訪れてくること、勝負事では一瞬の勝機を見いだせること、恋愛では条件の良い相手との出会いなどが期待できます。


30  丙癸、「黒雲遮日」、亀裂があらわれ、悪化の方向に向かう。

太陽が雨雲によって隠れている

機に恵まれず、周囲に埋もれてしまう。周囲から妬まれ被害を被る。人間関係の問題が続き、災難が多くなる。

天干丙と地干癸の関係は「黒雲遮日」と称し、太陽が雨雲によって隠れている状態を表しています。 象意としては、機に恵まれずに努力が無駄になることを表し、周囲に埋もれて日の目を見ないこと、周囲から妬まれて被害を被ってしまうことなどを表します。 何をしても上手く行かずに裏目に出てしまうこと、周囲が敵となり足を引っ張れてしまうこと、人間関係の災難が多く被害を被ることなどを表します。 仕事では周囲の問題に巻き込まれて立場を悪くしてしまうこと、恋愛では自分の悪い面が増長されることや、問題のある相手につきまとわれてしまうことなどを表します。


41  丁甲、「青竜転光」、試験に大吉。文章に関して大変良い。

薪から勢い良く炎が上がっている

仕事が認められ出世の機会を得る。手掛ける事が効率良く進み、次第に大きな財を得る。一般的に幸運が訪れる。

天干丁と地干甲の関係は「青竜転光」と称し、薪から勢い良く炎が上がっている状態を表しています。 象意としては、これまでの努力や仕事が認められて出世の機会が訪れること、努力が実を結び成功や繁栄への道が開かれることなどを表します。 地道に続けて来たことが次第に安定した結果につながることで、周囲に認められること、大きな利益や結果に変わる流れが訪れることが期待できます。 仕事では自分の業績が認められて出世への好機が訪れること、恋愛では相手から認められて有利な条件で事が進むことなどが期待できます。


42   丁乙、「焼田種作」、昇進・昇給に良い。

田畑を焼いて土壌を肥やす

一時的に幸運な状態が訪れる。機を生かすことで多大な財利を得られる。財産を増やす方向で対策を講じると吉。

天干丁と地干乙の関係は「焼田種作」と称し、田畑を焼いて土壌を肥やす状態を表しています。 象意としては、目的達成に向けての一時的な幸運が訪れること、大利が得られるような好機が巡ること、今後のために足元を固められることなどを表します。 目的達成や願望成就に向けての好機が到来して大きく飛躍できること、大利や成功に繋がる基盤が固まること、一瞬の好機が到来することなどが期待できます。 仕事では成功への一瞬の好機が到来して大きく飛躍できること、恋愛では条件の良い相手との出会いや縁談の到来などが期待できます。


43   丁丙、「嫦娥奔月」、動けば崩壊する。引越しには、大凶。

夜空に月が輝く満月の状態

最盛期は終わり、次第に勢いが衰え始める。得られていたものが、幸せから悲しみに変わる。先を見越して対策を。

天干丁と地干丙の関係は「嫦娥奔月」と称し、夜空に月が輝く満月の状態を表しています。 象意としては、最盛期は終わり次第に勢いが衰えること、得られていたものが失われていくこと、徐々に不安定になることなどを表します。 これまで順調に進んでいたものに対して次第に陰りが生じて不安定になること、当たり前と思っていたことが失われていくとなどを表します。 仕事では次第に業績が悪化してくること、恋愛では気持ちが離れることや状況が不安定になることなどを表します。


44  丁丁、「両火成炎」、頭脳明晰の方位

焚き火が勢い良く燃えている

運に背中を押され勢いが増す。知識の幅が広がり、試験や昇進の後押しに。同僚や仲間の後押しで成功へと続く。

天干丁と地干丁の関係は「両火成炎」と称し、焚き火が勢い良く燃えている状態を表しています。 象意としては、好機に恵まれ勢いが増すこと、創造力が高まり視野が広がること、周囲の力強い後押しから勢いよく挑戦できることなどを表します。 好機に恵まれることで時運に乗り、勝負への心強い後押しを得て進めること、視野が広がり機転が利くようになることから創造力が高まることなどが期待できます。 仕事では好機に恵まれることで業績を上げられること、恋愛では相手との方向性や価値観が合い急激に盛り上がること、視野が広がり創造力が高まることなどが期待できます。


45  丁戊、「有火有炉」、知的センスが光る。順調に推移する。

安定した炉で炭火が燃えている

環境に守られ生活は安定。財産や立場は守られる。学芸の面では効率よく才能を伸ばせる。名声を得る後押しに。

天干丁と地干戊の関係は「有火有炉」と称し、安定した炉で炭火が燃えている状態を表しています。 象意としては、周囲の環境に恵まれて立場が守られること、安定した立場や状況にあることで才能を発揮できること、成功に至る道を歩けることなどを表します。 環境に恵まれていることで状況が安定して物事に取り組めること、思うように才能を発揮して事を成功に導けること、立場や評価の上昇に至る機会が訪れることが期待できます。 仕事では職場環境に恵まれることで実力を最大限に発揮できること、恋愛では相手や環境に守られることで状況が安定することなどが期待できます。


46  丁己、「星堕勾陳」、男性の神力が高まり色情の暗示あり。

不安定な炉で炭火が汚れてしまう

環境に守られているようで実は不安定。大事な時に役立たず、財産や立場が傷つく。特に女性問題が原因で災難に。

天干丁と地干己の関係は「星堕勾陳」と称し、不安定な炉で炭火が汚れてしまう状態を表しています。 象意としては、周辺環境が頼りなく実力が発揮できないことを表し、立場や名声が傷つくこと、不祥事などで周囲変環境に足を引っ張られてしまうことなどを表します。 頼れるようで頼りにならない人間関係に振り回されてしまうこと、実力を発揮できる舞台に恵まれないこと、大事な時に不祥事に巻き込まれてしまうことなどを表します。 仕事では会社や周辺環境に恵まれずに実力が発揮できないこと、恋愛では不祥事などから事が悪化してしまうことなどを表します。


47  丁庚、「火煉真金」、信用は増大し、アイディアは印走行でチャンス拡大。

高温の炭火で刀を鍛えている

地道で正当な努力が報われる。学芸面で花が咲き、結果を残せる。努力と忍耐、信用を重んじることで発展へ。

天干丁と地干庚の関係は「火煉真金」と称し、高温の炭火で刀を鍛えている状態を表しています。 象意としては、地道な努力が報われることを表し、日々の努力や忍耐が実を結ぶこと、誠実に取り組むことで認められることなどを表します。 普段からの努力や忍耐が実を結び、周囲に認知されることや信頼を勝ち取れること、特に芸術学術分野での地道な努力が花を咲かせることなどが期待できます。 仕事では普段からの地味な仕事が認められること、恋愛では信頼関係を築いて発展すること、努力と忍耐が成功や関係進展につながることが期待できます。


48   丁辛、「焼毀珠玉」、スキャンダルで被害をこうむる恐れあり。

宝石などが火事で焼かれてしまう

過剰に物事に干渉し、被害を被る。災難に見舞われ立場を失う。周囲に足を引っ張られるため人間関係に注意。

天干丁と地干辛の関係は「焼毀珠玉」と称し、宝石などが火事で焼かれてしまう状態を表しています。 象意としては、周囲の問題が飛び火してくることを表し、不祥事などの問題に巻き込まれてしまうこと、大事なものを傷つけられてしまうことなどを表します。 問題や不祥事に巻き込まれて足を引っ張られてしまうこと、自分の才能や魅力が大きく傷つけられてしまうこと、人間関係の問題が大きくなってしまうことなどを表します。 仕事では周囲の不祥事に巻き込まれて立場や名誉が傷つくこと、恋愛では相手の問題などから道が閉ざされてしまうこと、思いもよらない災難が舞い込むことなどを表します。


49   丁壬、「星奇得使」、迎熱の伴侶に出会う暗示。人所関係が良好

満天の星空が湖面に反射している

有力者に目を掛けてもらい出世する。忠誠心や誠意が認められ受け入れられる。自分自身が活躍できる場を得る。

天干丁と地干壬の関係は「星奇得使」と称し、満天の星空が湖面に反射している状態を表しています。 象意としては、周囲からの協力が得られることを表し、自分自身の能力や魅力が認められること、実力を発揮できる舞台の到来が期待できることなどを表します。 有力者や権力者からの支援が受けられることで、大きな舞台に登る好機が到来すること、自分を最大限に生かせる環境や立場が得られる機会が得られることなどが期待できます。 仕事では上司や有力者からの支援と協力を得て大きな舞台に挑戦できること、恋愛では魅力を認められて大きく立場が向上することなどが期待できます。


40  丁癸、「朱雀投江」、悪運に取り付かれ願いは叶わず

朱雀が川に身投げする

世間の荒波に揉まれ、なかなか芽が出せない。学芸や文書面での問題に巻き込まれる。機に恵まれず埋もれる。

天干丁と地干癸の関係は「朱雀投江」と称し、朱雀が川に身投げする状態を表しています。 象意としては、世間の荒波に揉まれることを表し、実力が発揮できずに地に埋もれてしまうこと、問題に巻き込まれて被害を被ることなどを表します。 機に恵まれないために実力が発揮できず、問題や不祥事に足を引っ張られてしまうこと、自分から問題に関わり抜け出せなくなってしまうことなどを表します。 仕事では環境に恵まれないために状況や立場が悪化していくこと、恋愛では問題のある相手との関係に自ら飛び込んでしまうことなどを表します。


51  戊甲、「巨石圧木」、思いが伝わらない、忍耐を重ねることで運が開ける。

巨大な岩が樹木の成長を妨げている

努力が認められず周囲に埋もれてしまう。上司に足を引っ張られ、能力が生かせない状態に。不平不満が募る。

天干戊と地干甲の関係は「巨石圧木」と称し、巨大な岩が樹木の成長を妨げている状態を表しています。 象意としては、巨大な圧力を受けて成長が滞ることを表し、活躍する舞台に恵まれないことや、周囲に邪魔をされてしまうことなどを表します。 周辺環境や目上からの圧力が激しく、思うように動けなくなることや行動が制限されてしまうこと、身動きが取れない状況に対しての不満や蓄積してしまうことなどを表します。 仕事では上司や会社側からの圧力を受けて身動きが取れなくなること、恋愛では周囲に埋もれてしまい日の目を見ないこと、魅力が認められないことなどを表します。


52  戊乙、「青竜合霊」、小事は叶う。

広大な台地に草木が生えてくる

努力が認められ、周囲から賞賛される。上司に助けられ成功を収める。周囲から必要とされる人材へと成長する。

天干戊と地干乙の関係は「青竜合霊」と称し、広大な台地に草木が生えてくる状態を表しています。 象意としては、地味ながらも存在感が生まれることを表し、周辺環境に恵まれて立場や状況が安定してくること、実力が養われ徐々に力を増していくことなどを表します。 地道に努力してきたことや、存在感が周囲に認められてくることで一歩上に進めること、上司や目上から必要とされて力を増していくこと、徐々に成長していけることなどが期待できます。 仕事では地味ながらも周囲に必要とされる人材として立場を得られること、恋愛では相手から必要とされて徐々に魅力も存在感も高まることなどが期待できます。


53  戊丙、「日出東山」、開店始めに大台。開店・開始・開業に最適。

太陽が東から昇り始める

最初は苦労が続いても、後々結果として賞賛されることに。地道な努力が時を経て、大きな成果へと変わっていく。

天干戊と地干丙の関係は「日出東山」と称し、太陽が東から昇り始める状態を表しています。 象意としては、次第に明るく良い状態になることを表し、最初は苦労しても次第に報われてくること、より大きな結果やより上の立場に昇ることなどを表します。 陰ながらの地道な努力が次第に報われ、周囲からの称賛や信頼を勝ち取ること、一度評価されると成功が続き立場が大きく向上して行く流れが訪れることなどが期待できます。 仕事ではこれまでの努力が報われて称賛され、地位や立場が向上して行くこと、恋愛では努力が報われ相手との関係の向上や存在感が向上して行くことなどが期待できます。


54  戊丁、「火焼赤壁」、大逆転の秘策が的を得、成功に導く。

火を用いて大軍を破る

時の後押しもあり、少ない努力で大きな結果を出せる。思いついたことが、思いがけず大きな賞賛を呼ぶことに。

天干戊と地干丁の関係は「火焼赤壁」と称し、火を用いて大軍を破る状態を表しています。 象意としては、少ない努力で大利を得ることを表し、時運の流れに乗ることで成功を手にする機会に恵まれること、機転を利かせて成功を手にすることなどを表します。 機転を利かせて少ない努力で成功や大利を得る機会が訪れること、一瞬の閃きが周囲からの称賛や成功への手掛かりになること、困難を打開する手立てを思い付くことなどが期待できます。 仕事では機転を利かせた判断や行動が結果に繋がり、周囲からの称賛が得られること、恋愛では行動したことが思わぬ結果につながることより良い評価が得られることなどが期待できます。


55  戊戊、「伏吟峻山」、もがけばもがくほど深みに入り失敗する。

険しい山が連なっている

努力と忍耐が必要とされる状況が続いていく。目的地は遠く、道は険しい。状況は忙しいが評価には至らない。

天干戊と地干戊の関係は「伏吟峻山」と称し、険しい山が連なっている状態を表しています。 象意としては、問題や困難が続いていくことを表し、目的地は遠くそこに至るまでの道のりは険しいこと、地道な努力や忍耐を重ねる必要があることなどを表します。 進む道は険しく努力と忍耐を重ねることで、ようやく進めること、大変で苦しい状況が続くわりには報われないこと、窮屈な状況が続いていくことなどを表します。 仕事では苦労の多い仕事ばかりで報われない状況が続くこと、恋愛では地道な努力や忍耐が認められずに不遇な思いをすること、労力ばかりが重なることなどを表します。


56  戊己 、「物似奉公」、気が滅入り、集中力は途切れ、失敗する。

山のふもとに田園が広がる

他人の評価や結果のために努力を強いられる状況に。中途半端な優しさが自分の首を絞める。怠惰になりやすい。

天干戊と地干己の関係は「物似奉公」と称し、山のふもとに田園が広がる状態を表しています。 象意としては、有力者のために努力をすることを表し、周囲の為に尽力する状況になること、権力者に従う必要があることなどを表します。 自分の意思や方向性とは反しても、周囲や権力者の指示に従わなければいけなくなること、安請け合いが自分の立場や状況を悪化させることなどを表します。 仕事では会社や上司の方向性に従う必要が有ること、恋愛では相手の考えに従う必要が出てくること、自分の意思から離れて惰性になることなどを表します。


57  戊庚、「助紂為虐」、魔の誘惑に負けて悪に走る。

鉱脈から鉱石を抜き取られる
他人のために努力や忍耐を惜しまないが、その見返りは何もない。時に裏切られることも。悪事に加担しやすい。

天干戊と地干庚の関係は「助紂為虐」と称し、鉱脈から鉱石を抜き取られる状態を表しています。 象意としては、努力しても報われないことを表し、一生懸命努力しても報われずに人の功績になってしまうこと、権力者に搾取されることなどを表します。 信じて努力してきたものに裏切られること、知らないうちに悪事に加担し自分を追いつめてしまうこと、社会的に失墜してしまうことなどを表します。 仕事では問題のある会社や上司を助けて裏切られること、恋愛では相手に都合よく振り回されて最後に裏切られてしまうことなどを表します。


58  戊辛、「反吟洩気」、落とし穴にはまり失敗する。

鉱脈から宝石を抜き取られる

苦労や努力ばかりで報われない。出費ばかりが多く実入りがない。何をしても失敗し、無駄な努力と出費に終わる。

天干戊と地干辛の関係は「反吟洩気」と称し、鉱脈から宝石を抜き取られる状態を表しています。 象意としては、努力ばかりで骨を折ることを表し、大事な部分を他人に取られてしまうこと、無駄が続いて浪費してしまうこと、実入りが無くなることなどを表します。 努力してもすべてが空回りしてしまい、無駄に終わってしまうことや、他人に大事にしていたものや自分自身の功績を持って行かれてしまうことなどを表します。 仕事では努力が空回りして周囲に功績を持って行かれてしまうこと、恋愛では大事な相手を他人に取られてしまうこと、相手に大事なものを持って行かれてしまうことなどを表します。


59  戊壬、「山明水秀」、目からウロコで難門解決。試験・婚姻にも良い。

美しい山が綺麗な湖面に映る

自分の持つ能力を生かし、努力が報われ賞賛を得ることに。理にかなう正攻法のやり方で、大きな成果を出せる。

天干戊と地干壬の関係は「山明水秀」と称し、美しい山が綺麗な湖面に映る状態を表しています。 象意としては、自分の能力を周囲に示せることを表し、自分自身が思うように動けて周囲に受け入れられること、努力が評価されることなどを表します。 自分らしくあることで周囲が認めてくれ、称賛と成功に至ること、誠実で堅実に事を行うことで、確実に大きな成果を手に入れる好機が到来することなどが期待できます。 仕事では周囲が自分の努力や才能を認めてくれること、恋愛では着実に幸せや成功に向かって進めること、堅実に進むと大きな成功に至る好機が到来することなどが期待できます。


50  戊癸、「岩石浸蝕」、 人間関係にひびが入る。

大雨で山の斜面が崩れていく

努力や忍耐を求められるが、心が伴わず投げやりに。精神力と集中力が欠如し、持続できず不安定にな状況になる。

天干戊と地干癸の関係は「岩石浸蝕」と称し、大雨で山の斜面が崩れていく状態を表しています。 象意としては、時間と共に状況や環境が崩れていくことを表し、努力や忍耐が必要になっても報われないこと、時間と共に状況が悪化していくことなどを表します。 全体的な状況の流れは問題のある方向に向かい、自分の力だけではその流れを変えられなくなること、時間と共に泥沼化していくこと、投げやりになって状況を手放すことなどを表します。 仕事では次第に状況や立場が悪化していくこと、恋愛では辛く苦しい状況が続いていくこと、努力を続けることができずにこれまでの努力を放棄してしまうことなどを表します。


61  己甲 、「永不発芽」、結婚には良くない。

蒔いた種が芽を出さない

努力が認められず周囲に埋もれてしまう。評価されずに不遇な思いをすることも。環境に対し従順に適応すること。

天干己と地干甲の関係は「永不発芽」と称し、蒔いた種が芽を出さない状態を表しています。 象意としては、努力が報われないことを表し、機を得られずに地に埋もれてしまうこと、努力しても結果が出せないことなどを表します。 一生懸命に努力しても周囲に埋もれてしまうこと、努力の方向性に問題があること、評価されることが無く消化不足で終わってしまうことなどを表します。 仕事では周囲に埋もれるばかりで自分の努力や功績が認められないこと、恋愛では努力の方向性を誤ってしまい前に進めないこと、不遇な思いをすることなどを表します。


62  己乙、「柔情密意」、結婚には大吉!、男女とも魅力が増す。

春と共に土中から芽が出る

努力が報われ評価を得る。能力を発揮する舞台に立ち、周囲からの脚光を浴びる。恋愛では相思相愛の関係に発展。

天干己と地干乙の関係は「柔情密意」と称し、春と共に土中から芽が出る状態を表しています。 象意としては、好機が到来して前に進めることを表し、実力を発揮する舞台が訪れること、周囲からの期待や称賛を得ることなどを表します。 続けて来た努力と忍耐が報われるような好機が訪れること、結果を出して周囲からの評価や称賛が得られること、協調できることで環境が安定することなどが期待できます。 仕事では地道な努力が評価されて周囲からの称賛が得られること、恋愛では相手との関係が進展して両想いに慣れること、環境が安定してくることなどが期待できます。


63  己丙、「火孛地戸」、邪魔が入り、失敗する。

地平線に太陽が沈んでいく

運に見放され、何をしても空回り。間が悪く、全ての行動は裏目に出る。人に足を引っ張られ苦労する状況に陥る。

天干己と地干丙の関係は「火孛地戸」と称し、地平線に太陽が沈んでいく状態を表しています。 象意としては、好機に恵まれないことを表し、何をしても空回りしてしまうこと、全ての行動が裏目に出てしまうこと、周囲に足を引っ張られてしまうことなどを表します。 機が悪いことで思うように動けない事や動いても逆効果になってしまうこと、何事も思うように行かずに周囲や環境に振り回されてしまうことなどを表します。 仕事では周囲に足を引っ張られてしまい問題に巻き込まれてしまうこと、恋愛では自分の悪い面ばかりを見せてしまい関係が悪化してしまうことなどを表します。


64  己丁、「朱雀入墓」、詐欺やトラブルの危険あり、障害を乗り越ると、順風。

朱雀が土の中に埋められる

大事なものを全て失い路頭に迷う。重要な判断を誤り、窮地に立たされてしまう。迷いが生じやすく考えが乱れる。

天干己と地干丁の関係は「朱雀入墓」と称し、朱雀が土の中に埋められる状態を表しています。 象意としては、大事なものが失われることを表し、重要な判断を誤ってしまうこと、大事にしていたものと決別する必要が出てくることなどを表します。 心から大事にしていたものを失うような事態に陥ることや、大事な判断を誤り出口の無い迷路に迷い込んでしまうこと、考えがまとまらずに自暴自棄になることなどを表します。 仕事では大きな問題を起こしてしまい周囲からの信頼を失い失墜してしまうこと、恋愛では大事な相手との決別や失恋の事態に陥ることなどを表します。


65  己戊、「犬遇青竜」、人間関係が良く、社交的に振舞える。始婚に吉。

山を切り開いて畑にする

良き仲間と協力して成功する。周囲からの後押しがあり、評価される。努力の方向性を間違えなければ成功する。

天干己と地干戊の関係は「犬遇青竜」と称し、山を切り開いて畑にする状態を表しています。 象意としては、予期せぬ出会いが訪れることを表し、思わぬ協力者との出会いがあること、周囲の協力を得て成功することなどを表します。 思いもしなかった状況になることで前に進める好機を手にすること、周囲の後押しや協力が得られることで立場が向上すること、成功する機会が訪れることなどを表します。 仕事では周囲からの協力や後押しを得て成功や出世の機が訪れること、恋愛では周囲の協力を得る事で好機が到来すること、思いもよらない良縁が訪れることなどを表します。


66  己己、「伏吟軟弱」、思いりに事が運ばない。病人には最悪の方位。

広大な田園風景が広がる

努力と忍耐ばかりで気苦労が絶えない。やることばかりが多く報われない。抱えている問題や病状は悪化しやすい。

天干己と地干己の関係は「伏吟軟弱」と称し、広大な田園風景が広がる状態を表しています。 象意としては、努力や忍耐が延々と続くことを表し、中途半端な状況が長い間続いていくこと、抱えている問題は悪化しやすいことなどを表します。 やらなければいけないことが多い割にはどれも報われないこと、努力や責任ばかりが重くのしかかり日の目を見ないこと、気を抜くと問題や状況が悪化することなどを表します。 仕事では重い責任を担い気苦労ばかりが続くこと、恋愛では中途半端な状況や関係に陥ること、努力や忍耐ばかりが続いて報われないことなどを表します。


67  己庚、「顛倒刑格」、緊急事態が発生。男女関係にひびが入る。

水田に農具が埋もれ腐食する

完全に周囲に埋もれてしまい、才能が腐ってしまう。良いこともなく実力も出せない。異性から迷惑を被ることも。

天干己と地干庚の関係は「顛倒刑格」と称し、水田に農具が埋もれ腐食する状態を表しています。 象意としては、周囲に埋もれて腐食していくことを表し、周囲の勢いに呑まれて取り残されてしまうこと、実力が発揮できずに状況が終わることなどを表します。 状況や環境に恵まれずに実力や才能が発揮できずに腐ること、周囲に圧倒されることで立場を失うこと、良いことが無く気持ちが落ち込むことなどを表します。 仕事では周囲の実力に圧倒されて自分が埋もれて目立たなくなること、恋愛では異性から迷惑を掛けられる事が続き幸せが遠いことなどを表します。


68  己辛、「湿泥汚玉」、名誉を傷つけられる。事故に注意!

宝石が泥にまみれる

周囲に足を引っ張られ、悪評が立ってしまう。誤解を生じやすく信頼を失う。失敗が重なり、異性問題も浮上する。

天干己と地干辛の関係は「湿泥汚玉」と称し、宝石が泥にまみれる状態を表しています。 象意としては、周囲の問題に巻き込まれることを表し、周囲の汚点を自分が被ること、誤解から信頼を失うこと、失敗が重なり失墜することなどを表します。 自分に非が無くても周囲や環境の問題を背負わされること、誤解などから周囲の信頼を失い立場が失墜すること、問題や災難を抱え込むことなどを表します。 仕事では周囲の問題や失敗から自分の立場や信頼が傷つくこと、恋愛では問題が浮上することや問題がある相手との縁が生じることなどを表します。


69  己壬  、「己土濁壬」、色情でトラブル、傷害に巻き込まれる。

川の水が田畑の土で濁っている

状況は混乱し、正しいものが見えなくなる。誘惑に溺れやすく、異性に騙される。見込み違いで大きな過ちを犯す。

天干己と地干壬の関係は「己土濁壬」と称し、川の水が田畑の土で濁っている状態を表しています。 象意としては、環境が不透明で道が見えなくなることを表し、正しい道が分からなくなり迷走すること、見込み違いで大きな損失を被ることなどを表します。 環境や方向性が不明瞭で正しい道が見えなくなること、その結果道を誤り大きな問題を抱えること、冷静な判断ができずに騙されて大事なものを失うことなどを表します。 仕事では環境に呑まれて不正を働いてしまうこと、恋愛では相手に騙されてしまうこと、冷静な判断力を失い一時の感情に流されてしまうことなどを表します。


60  己癸、「地刑玄武」、病気や怪我に要注意!

田畑に十分な水が行き渡る

全ての状況は停滞し思うように行かなくなる。努力や忍耐は報われず失敗する。問題や病状はより悪化することに。

天干己と地干癸の関係は「地刑玄武」と称し、田畑に十分な水が行き渡る状態を表しています。 象意としては、状況が停滞することを表し、行き詰った状況で身動きが取れなくなること、努力や忍耐が結果に至らず骨折り損になることなどを表します。 状況が行き詰るが打つ手立てが無く状況が悪化していくこと、努力や忍耐が続くばかりで状況が次第に悪化していくこと、苦労ばかりが続くことなどを表します。 仕事では状況が行き詰まり次第に悪化していくこと、恋愛では問題がより大きくなり抜け出せなくなること、努力や忍耐は報われないことなどを表します。


71   庚甲、「伏宮摧残」、思いがけない失敗に泣く。使用禁止!

大斧で木々を薙ぎ倒す

不慮の事故や問題を暗示。自身の身を削られるような、非常に苦しい思いをすることに。細心の注意を払うこと。

天干庚と地干甲の関係は「伏宮摧残」と称し、大斧で木々を薙ぎ倒す状態を表しています。 象意としては、災難に見舞われることを表し、問題や障害に阻まれて進路が閉ざされてしまうこと、予期せぬ問題を抱えて苦しむことなどを表します。 自分自身が損害を被るような状況に陥ることや、周囲からの圧力により苦しい思いをすること、不慮の事故や問題が発生して道が閉ざされてることなどを表します。 仕事では大きな問題が発生して窮地に落ちること、恋愛では相手からの言動で心身ともに傷つくこと、立場や信頼を失い路頭に迷うことなどを表します。


72  庚乙、「太白逢星」、退いて吉、決して進むな!

大鎌で草木を刈り取る

問題や障害に阻まれ、前進ができなくなる。しかし、進めないことが返って吉に。危険を感じたら身を引くこと。

天干庚と地干乙の関係は「太白逢星」と称し、大鎌で草木を刈り取る状態を表しています。 象意としては、障害があり前に進めないことを表し、問題や障害が行く手を阻み進めなくなること、心身ともに危険な状況に遭遇することなどを表します。 進む道に障害があり進めなくなること、突如として心身ともに危険な状況に巻き込まれること、人間関係での不和や問題が生じてくることなどを表します。 仕事では大きな問題が生じて立ち止まる必要が出てくること、恋愛では相手との関係に大きな障害が生じること、進めなくなることが結果として良くなることなどを表します。


73  庚丙、「太白入熒」、破産する。盗難の暗示もあり。

天に不吉な星が輝いている

不慮の誤解を招き、災難を被る暗示。盗難などの犯罪に巻き込まれてしまうことも。財と信頼を失う危険性あり。

天干庚と地干丙の関係は「太白入熒」と称し、天に不吉な星が輝いている状態を表しています。 象意としては、思わぬ誤解から不運が訪れることを表し、立場や状況が悪化する出来事に遭遇すること、立場や信頼を失うことなどを表します。 周囲から誤解されて立場や信頼を失い安定した環境が混乱すること、財産などを失う出来事や盗難などの犯罪に巻き込まれること、業績に大きな傷がつくことなどを表します。 仕事では予期せぬ風評被害から存在が大きくなること、恋愛では大事な相手を人に奪われること、立場を失い不安定な状況に陥ることなどを表します。


74  庚丁、「亭々之格」、自信過剰で問題を起こす。

溶鉱炉で鉄鉱石から鉄を取り出す

努力と忍耐の継続を暗示。地味な努力を続けると前に進める。安易に結果を求めると、重ねた努力を失う恐れあり。

天干庚と地干丁の関係は「亭々之格」と称し、溶鉱炉で鉄鉱石から鉄を取り出す状態を表しています。 象意としては、地道な忍耐を強いられることを表し、苦労を重ねながら前に進む事、苦しい状況から抜け出せずに心身ともに疲弊することなどを表します。 時間を掛けて問題を解消しなければならない状況に陥ることや、結果を求めず忍耐する必要が有ること、焦るとこれまでの努力を全て不意にすることなどを表します。 仕事では地道な努力を重ね不遇な思いをすること、恋愛では忍耐ばかりで精神的にすり減ること、それを乗り越えていくことでようやく安定することなどを表します。


75  庚戊、「有炉無火」、やる気を無くし、目的を遂げられない。

鍋と炉があるが火がない

恩を仇で返されることを暗示。やることは全て空回りし、信頼を失う。やる気は無くなり自堕落になることもある。

天干庚と地干戊の関係は「有炉無火」と称し、鍋と炉があるが火がない状態を表しています。 象意としては、大事なものが備わらないことを表し、努力を重ねても気に恵まれないこと、実力を発揮する舞台に恵まれないことなどを表します。 入念に準備を整えたのに最後に裏切られてしまうこと、大事な部分だけを持って行かれてしまうこと、恩を仇で返されて人間不信に陥ることなどを表します。 仕事では努力や忍耐を続けた割には結果を出せないこと、恋愛では努力したものの最終的に実らないこと、肝心なところで実力が発揮できないことなどを表します。


76  庚己、「官符刑格」、刑罰の暗示。事故に注意。

他人の畑を鍬で耕す

周囲からの孤立や攻撃を暗示。法に触れるような災難に見舞われる。色情問題のもつれや、不慮の事故の危険も。

天干庚と地干己の関係は「官符刑格」と称し、他人の畑を鍬で耕す状態を表しています。 象意としては、苦労が多い割には実りが無いことを表し、人の大事なものに触れて反感を買うこと、周囲から孤立して攻撃されることなどを表します。 予期せぬ重労働を課せられて心身ともに追いつめられることや、人の物に手を出してしまい災難を被ること、法にふれるような問題に巻き込まれてしまうことなどを表します。 仕事では人のために苦労するばかりで報われずに孤立すること、恋愛では特定の相手が居る人に手を出して災難を被ること、法的問題に発展してしまうことなどを表します。


77  庚庚、「伏吟戦格」、友人・兄弟と仲たがい、争いが多発する。

戦場で剣と剣がぶつかり合う

人間関係の災難を暗示。何をしても悪い方に向かってしまう。災難の連続で傷つく。身の危険もあるので要注意。

天干庚と地干庚の関係は「伏吟戦格」と称し、戦場で剣と剣がぶつかり合う状態を表しています。 象意としては、災難に災難が重なることを表し、何をしても悪い方向に向かうこと、周囲との関係の悪化や身の危険が訪れることなどを表します。 予期せぬ災難が立て続けに起こることで身に危険が及ぶこと、何をしても悪化するばかりで道が塞がること、災難が災難を呼び大問題に発展していくことなどを表します。 仕事では予期せぬ問題が立て続くことで立場が失墜していくこと、恋愛では相手との問題が絶えずに別れに至ること、気が付けば取り返しのつかない状況に陥っていることなどを表します。


78  庚辛、「鉄鎚砕玉」、話し合いがもつれまとまることもまとまらない。

金槌で宝石を叩き割る

物事の破綻や破壊を暗示。自身の行動から思わぬ結末を迎えてしまう。人間関係の破綻や、事件事故にも要注意。

天干庚と地干辛の関係は「鉄鎚砕玉」と称し、金槌で宝石を叩き割る状態を表しています。 象意としては、大事なものが壊されることを表し、状況や物事の終結や破綻を迎えること、全ての事が白紙撤回されることなどを表します。 一時の不注意から大事なものを失いすべてが白紙になること、大事にしてきたものを失い状況が破綻すること、予期せぬ事故や事件に巻き込まれてしまうことなどを表します。 仕事では一瞬の気の揺らぎから大事な案件が破綻すること、恋愛では相手との関係が破綻して別れに至ること、自分の決断や行動が自分を追い詰めることなどを表します。


79  庚壬、「耗散小格」、不注意で道に迷う、音信が途絶える。

川の水を刀で切り裂く

目的地を見失い迷走することを暗示。考えに一貫性が無くなり道に迷ってしまう。何をしても成功には至らない。

天干庚と地干壬の関係は「耗散小格」と称し、川の水を刀で切り裂く状態を表しています。 象意としては、目的地も無く暴走することを表し、意味もなく行動して消耗してしまうこと、道に迷うばかりで結果が得られないことなどを表します。 その場の感情で判断して行動することで迷走してしまうこと、目的も意味も持たない行動から周囲からの評価を失うこと、何をしても実を結ばないことなどを表します。 仕事では一時の感情から暴走して評価を損ねてしまうこと、恋愛ではその場しのぎの関係に陥り実を結ばないこと、迷走するばかりで結果に至らないことなどを表します。


70  庚癸、「反吟太格」、すべてが報われない、出産には使用無止。

刀の刃が湿気で錆びる

物事の腐食と崩壊を暗示。何をしても上手くいかない。結末は悲しいことばかり。心身ともに健康面に要注意。

天干庚と地干癸の関係は「反吟太格」と称し、刀の刃が湿気で錆びる状態を表しています。 象意としては、状況が腐敗して塞がることを表し、全ての物事が悪化して泥沼化すること、悲しい結末に至るばかりで打開できないことなどを表します。 状況や環境に埋もれてしまい自分自身の持つ才能を発揮できずに腐ってしまうこと、状況は悪化するばかりで抜け出せず悲しい思いをすること、自分の身に危険が及ぶことなどを表します。 仕事では環境に恵まれずに能力が衰えてしまうこと、恋愛では暴力や悩み事に追いつめられてしまうこと、心身ともに健康面を損なうことなどを表します。


81  辛甲、「月下松影」、過信が身を滅ぼす。

月明かりで木の影ができる

才能や実力があっても日の目を見ない。苦労しても評価されずに悩む。能力を過信すると自滅する危険もあり。

天干辛と地干甲の関係は「月下松影」と称し、月明かりで木の影ができる状態を表しています。 象意としては、陰に隠れることを表し、周囲に埋もれて目立たないこと、努力や苦労が評価されないこと、表舞台に立てないことなどを表します。 周囲の存在や影響が大きいために自分の存在が埋もれて目立たなくなること、地道な苦労や努力が評価されないこと、目立とうとしても汚点が目立つことなどを表します。 仕事では努力が評価されずに周囲に埋もれること、恋愛では努力や忍耐ばかりで報われないこと、周囲に埋もれて好機が得られないことなどを表します。


82  辛乙、「白虎猖狂」、事故の暗示。

刃物で花を無差別に切り裂く

事件や事故に遭う危険を暗示。怪我などから身体が傷つくことも。刃物で身を傷つけることもあるので要注意。

天干辛と地干乙の関係は「白虎猖狂」と称し、刃物で花を無差別に切り裂く状態を表しています。 象意としては、暴走して傷つくことを表し、一時の感情から自分を追いつめること、事件や事故などの災難に巻き込まれること、周囲に傷つけられてしまうことなどを表します。 予期せず災難に見舞われて心身ともに傷つく状況に陥ること、一時の感情から危険な状況になること、刃物で傷つくような状況に陥ることなどを表します。 仕事では大きな問題が浮上して立場が大きく傷つけられること、恋愛では相手の言動に心身ともに傷つくこと、事故や事件に巻き込まれてしまうことなどを表します。


83  辛丙、「干合孛師」、欲しいものは手に入らない。 

天に幸運の星が輝いている

一時的に金銭や物質に恵まれる。しかし、本当に欲しいものは手に入らず、問題が付きまとう。衝動買いには注意。

天干辛と地干丙の関係は「干合孛師」と称し、天に幸運の星が輝いている状態を表しています。 象意としては、予期せぬ幸運の到来を表し、一時的に金銭や物質面に恵まれること、勢いに流されて前に進むこと、その状況には危険を伴ることなどを表します。 一時的な好機が到来することで思わぬ利益が生じること、望む方向性とは異なりながらも朗報が舞い込むこと、それらの状況には危険や問題も含まれることなどを表します。 仕事では一時的な好機が訪れ成果を出せること、恋愛では条件の良い話が舞い込むこと、利益は期待できるものの損失の影も伴う状況であることを表します。


84  辛丁、「獄神得奇」、商売は利を生むが失うもの多し。

星空の元で火事が起こる

仕事や商売での成功が期待できる。しかし、問題も付きまとい苦労する。過労などから、体を壊してしまうことも。

天干辛と地干丁の関係は「獄神得奇」と称し、星空の元で火事が起こる状態を表しています。 象意としては、気が緩むと災難が訪れることを表し、一時的な好機が訪れること、利益や名声に繋がる朗報が舞い込むこと、それらの背景には苦労や問題が伴うことなどを表します。 一時的な好機が訪れることで大きな成功や利益が期待できること、立場の向上や名声の獲得につながること、それらの背景には過大な努力や忍耐が強いられ失うものも大きいことなどを表します。 仕事では一時的な成功や評価が得られるものの大きな苦労を伴うこと、恋愛では一時的に盛り上がるものの将来性が伴わないこと、問題や障害が常に伴うことなどを表します。


85  辛戊、「反吟被傷」、思わぬ落とし穴にはまる。

山の上に不吉な星が輝く

不慮の災難が飛び込んでくる。自分に非がなくとも問題に発展。面倒に巻き込まれ、培ってきた信頼を損なう。

天干辛と地干戊の関係は「反吟被傷」と称し、山の上に不吉な星が輝く状態を表しています。 象意としては、予期せぬ災難の到来を表し、突然の問題の発生や、周囲からの信頼を失うこと、面倒な状況に巻き込まれて苦労することなどを表します。 予期せぬ災難が突然訪れてくることで立場や信頼を失うこと、周囲の問題に巻き込まれるような状況になり立場を損なうこと、長年築き上げてきた信頼を失うことなどを表します。 仕事では周囲の問題が突如として身に降りかかること、恋愛では相手の問題に巻き込まれてしまうこと、予期せぬ災難に見舞われすべてが上手く行かなくなることなどを表します。


86  辛己、「入獄自刑」、信用していた人に裏切られる。

田園に不吉な星空が広がる

身近な人に裏切られる。恩を仇で返されるような出来事に遭遇。身内を守るため、自ら罪を犯してしまうことも。

天干辛と地干己の関係は「入獄自刑」と称し、田園に不吉な星空が広がる状態を表しています。 象意としては、予期せぬ災難の到来を表し、周囲の人間に裏切られること、環境に足を引っ張られてしまうこと、犯罪に加担してしまうことなどを表します。 考えもしていなかった問題や障害が訪れて道が塞がれること、気が付けば周囲の問題に巻き込まれて犯罪に加担していること、恩を仇で返されてしまうことなどを表します。 仕事では周囲の問題や不正に巻き込まれてしまうこと、恋愛では相手が犯罪を犯してしまうこと、それらの状況に巻き込まれて自らも罪を犯してしまうことなどを表します。


87  辛庚、「白虎出刀」、人間不信になり事故、怪我を誘発する。

刀を研いで振り回す

不幸に不幸が重なる。災難が続き、公私心身ともに疲弊する。恨み妬みから人間不信に。事故や怪我にも要注意。

天干辛と地干庚の関係は「白虎出刀」と称し、刀を研いで振り回す状態を表しています。 象意としては、非常に危険で問題を起こしてしまうことを表し、不幸に不幸かが砂なること、何をしても上手く行かないこと、自分を自分で傷つけることなどを表します。 予期せぬ災難が続いて道が障害に阻まれてしまうこと、動けば動くほど問題が大きくなり疲弊すること、周囲からの恨みや嫉妬を買って追い詰められることなどを表します。 仕事では問題を起こしてしまいさらに悪化させてしまうこと、恋愛では周囲からの恨みを買うことで大事なものを失うこと、自分の立場が悪化することなどを表します。


88  辛辛、「伏吟相剋」、見栄を張り自滅する。

不吉な星が重なり合う

意見の相違から対立に発展。信頼と信用を失い、人間不信に陥る。公私共に問題が積み重なり、路頭に迷うことも。

天干辛と地干辛の関係は「伏吟相剋」と称し、不吉な星が重なり合う状態を表しています。 象意としては、不幸の到来を予期することを表し、不幸な状況が訪れる事ですべてが上手く行かなくなること、人間不信に陥ることなどを表します。 問題が山積みになり前に進めず辛い思いを強いられること、大事なものを失い路頭に迷うこと、周囲と対立して状況の展開が上手く進まなくなることなどを表します。 仕事では周囲との意見が合わずに孤立して追いつめられること、恋愛では問題や障害ばかりで不信感が募ること、将来性を失い迷走することなどを表します。


89  辛壬、 「寒塘月影」、表は明るいが、裏は真っ暗で、内情は苦しい。

湖面に月が淋しく浮かぶ

表面は良くとも、内面に大きな問題が起こる。内情は暗く、実力が伴わない。虚栄心に溺れて大事なものを見失う。

天干辛と地干壬の関係は「寒塘月影」と称し、湖面に月が淋しく浮かぶ状態を表しています。 象意としては、表面は良くとも中身が破綻していることを表し、無い面での問題や障害が大きなものになること、虚栄心から無理をすることなどを表します。 表面ばかりが良くて中身が乏しく多くの問題を抱えていること、実力が伴わずに何もできないこと、悩み事が多くて精神的に追いつめられてしまうことなどを表します。 仕事では言葉ばかりで結果が伴わずに追いつめられてしまうこと、恋愛では容姿に振り回されて中身が乏しいこと、結果的に期待外れになり失望することなどを表します。


80  辛癸、「天牢華蓋」、詐欺に遭う。誘惑には、要注意!

星空が雨雲によって隠れている

人に騙され災難を被る。詐欺被害や色情問題に要注意。甘い言葉に惑わされ、気付けば全財産を失っていることも。

天干辛と地干癸の関係は「天牢華蓋」と称し、星空が雨雲によって隠れている状態を表しています。 象意としては、大事なものが見えていないことを表し、本質を見失うこと、本当に大事なものが見えなくなること、判断力が乏しくなることなどを表します。 本当に大事にしていたものが見えなくなり、進む道が分からなくなること、判断力に欠けることで周囲に騙されて大事なものを失ってしまうことなどを表します。 仕事では方向性や目的地を見失い迷走すること、恋愛では相手に騙されてすべてを失うこと、詐欺や色情問題に巻き込まれることや全財産を失うことなどを表します。


91  壬甲、 「浪中孤舟」、夢とロマンに酔い放浪する。色情に注意!

船が海で嵐に遭う

生活が不安定になり、地に足が着かなくなる。現実逃避に走りやすく異性に溺れる。人生の目的を失い路頭に迷う。

天干壬と地干甲の関係は「浪中孤舟」と称し、船が海で嵐に遭う状態を表しています。 象意としては、状況が不安定になり迷走することを表し、環境の波に揉まれてしまうこと、地に足が付かずに路頭に迷うことなどを表します。 方向性や目的地が見えなくなることで進む道に迷う状況に陥ること、不安定な状況に対して現実逃避をしてしまうこと、生活が不安定になり路頭に迷うことなどを表します。 仕事では立場が不安定になり目的地を見失ってしまうこと、恋愛では特定の相手ではなく不特定多数の相手に溺れること、心身ともに迷走することなどを表します。


92  壬乙、「遂水桃花」、色情要注意で浮かれた気持ちが難問を生む。

桃の花が川の水と共に流れる

優しさが仇となり人災を被る。特に異性関係で大きな問題を抱える。感情を抑えられず、人道を踏み外してしまう。

天干壬と地干乙の関係は「遂水桃花」と称し、桃の花が川の水と共に流れる状態を表しています。 象意としては、情に流されてしまうことを表し、中途半端な優しさが自分自身を苦しめること、環境に流されて可能性が失われてしまうことなどを表します。 感情が抑えられずに周囲の環境や状況に流されて厳しい状況に追い込まれてしまうこと、中途半端な優しさから異性問題で大きな問題を抱えてしまうことなどを表します。 仕事では一時の感情から大きな問題を抱えてしまうこと、恋愛では中途半端な優しさから自分の幸せを逃してしまうこと、人のために犠牲となってしまうことなどを表します。


93  壬丙、「日落西海」、運から見放され、没落をたどる。

西の水平線に日が沈む

次第に物事が停滞する。間が悪くなり思うように進まなくなる。忍耐力や持続性に欠け、衰運の兆しが見え始める。

天干壬と地干丙の関係は「日落西海」と称し、西の水平線に日が沈む状態を表しています。 象意としては、物事の進行が停止することを表し、状況の進行が滞り身動きが取れなくなること、将来に対して見通しが立たずに気落ちすることなどを表します。 状況の流れに対して限界が見えてくること、勢いは衰え始めて次第に収束の方向に向かい始めていること、悪化する流れに逆らえずに没落していくことなどを表します。 仕事では職場環境の悪化の流れに逆らえなくなること、恋愛では関係の衰退や将来性の欠如に繋がること、間が悪く道が開けないことなどを表します。


94  壬丁、「干合星奇」、知的な先導師が過ちを修正し、良き道を歩める。

川のほとりで火を起こす

間が良いことから思わぬ支援者を得る。進むべき道の後押しを得る。風は次第に順風に変わり、盛運の兆しあり。

天干壬と地干丁の関係は「干合星奇」と称し、川のほとりで火を起こす状態を表しています。 象意としては、取り組むことに対して支援が得られることを表し、思わぬ所から援助が得られること、協力者や理解者が現れ道が開けることなどを表します。 地道に取り組んでいたことに対して意外なところから協力者が得られて成功すること、周囲の協力や理解が得られて道が開けること、思わぬ好機が得られることなどを表します。 仕事では周囲の協力を得られて無理なく成功に至ること、恋愛では周囲の協力から条件の良い相手と出会えること、関係が思わない展開から進展することなどを表します。


95  壬戊、「小蛇化竜」、女性は玉の輿、実力発揮で成功する。

山の上に綺麗な湖が広がる

好機到来の予感。男性は、仕事での成功や出世が期待できる。女性は、理想の相手との出会いや結婚が期待できる。

天干壬と地干戊の関係は「小蛇化竜」と称し、山の上に綺麗な湖が広がる状態を表しています。 象意としては、状況の流れは順調に展開していくことを表し、問題なく前進出来ること、好機を得て成功への階段を登れることなどを表します。 これまでの努力や忍耐が報われて成功や出世に繋がる好機が訪れること、条件の良い商談や縁談が訪れること、好機を得て大成出来ることなどを表します。 仕事では出世や繁栄につながるような好機が到来すること、恋愛では理想的な相手との出会いが訪れること、条件の良い話が舞い込むことなどが期待できます。


96  壬己、「反吟泥漿」、ちょっとした誘惑に負け、大事に発展する。


天干壬と地干己の関係は「反吟泥漿」と称し、川が氾濫し一面泥にまみれる状態を表しています。 象意としては、問題や災難が到来することを表し、予期せぬ問題が発生すること、これまでの努力が無駄に終わることなどを表します。 予想もしていなかったところから問題が訪れて状況が混沌としてしまうこと、色情問題が泥沼化して身動きが取れなくなること、進退を揺るがす凶報が到来することなどを表します。 仕事では突如として問題が浮上して進退を問われること、恋愛では予想外な問題から立ち場を失う危険が訪れること、思わしくない情報が到来することなどを表します。


97  壬庚、「螣蛇相纏」、精神的に落ち込み、身動きが取れなくなる。

刀が川底に沈む

問題が波のように押し寄せてくる。心身ともに疲弊し、身動きが取れなくなる。心労が重なり、病気の恐れもあり。

天干壬と地干庚の関係は「螣蛇相纏」と称し、刀が川底に沈む状態を表しています。 象意としては、周囲に埋もれて日の目を見ないことを表し、問題が次から次に訪れてくること、悩みや不安の渦に落ち込んでしまうことなどを表します。 問題に問題が重なり心身ともに疲弊してしまうこと、悩み不安が募り過ぎて精神的に破綻をきたすこと、心労が重なることで病を患うことなどを表します。 仕事では問題が問題を呼び立ち行かなくなること、恋愛では不安や問題が膨れ上がり幸せから遠のくこと、精神面での問題から塞


98  壬辛、「淘洗珠玉」、心清らかになり、女性は大いに魅力を増す。恋愛に吉!

川の中で宝石を洗い輝かせる

問題が綺麗に洗い流される。一時的に道が明瞭な状況になる。運に押され、停止していた物事が再び進み始める。

天干壬と地干辛の関係は「淘洗珠玉」と称し、川の中で宝石を洗い輝かせる状態を表しています。 象意としては、問題や悩みが清算されることを表し、周囲の流れの中で立場が安定してくること、問題点が清算されて見通しが立つことなどを表します。 抱えていた問題から解放されて進むべき道が開けてくること、これまで低迷していた状況や立場に陽光が降り注ぐこと、一時的な幸運が舞い込むことなどを表します。 仕事では問題が解消されて一瞬の好機を得る事、恋愛では関係進展の好機が到来すること、滞っていた道に好機が巡ることなどを表します。


99  壬壬、「伏吟地網」、心と体の不釣合いが、不幸を呼ぶ。

二本の河が合流している

問題が次から次へと浮上。内外両面の問題に奔走することに。問題の真意を理解し、早急に適切な対応をすること。

天干壬と地干壬の関係は「伏吟地網」と称し、二本の河が合流している状態を表しています。 象意としては、問題が問題を呼ぶことを表し、思うように行かないことからすべてに対して悲観視してしまうこと、問題が解決できずに次の問題を招いてしまうことなどを表します。 何をしても上手く行かなくなり複数の問題を抱えてしまうこと、何も解決できないことから状況に拘束されてしまうこと、心身ともに問題を抱えて身動きが取れなくなることなどを表します。 仕事では問題が積み重なり進退が危うくなること、恋愛では悩みが尽きずに幸せから遠のくこと、心身ともに思い問題を抱えて落ち込むことなどを表します。


90  壬癸、「幼女奸淫」、道徳心が無くなり、色情に走り、恥をかく。

雨上がりの川が濁っている

内部の問題が大問題に発展。外部に漏洩し足元をすくわれる。これまでの幸福が災いに転じる。内部から崩壊する。

天干壬と地干癸の関係は「幼女奸淫」と称し、雨上がりの川が濁っている状態を表しています。 象意としては、内部の問題は非常に重大なことを表し、問題の根本が解決されていないこと、内部の問題は予想以上に複雑なことなどを表します。 問題の本質は内部にあることで時間と共に重大な問題に発展していくこと、内部から崩壊して大事なものを失うこと、これまでの幸福が災難に変わることなどを表します。 仕事では内部の問題が浮上して重大な問題に発展すること、恋愛では精神面の問題から関係が破綻すること、性的犯罪などの危険に巻き込まれてしまうことなどを表します。


01  癸甲、「楊柳甘露」、どんな難題も危機一髪で乗り切る。

大樹に恵みの雨が降る

思わぬ助けを借り、悩みが解消される。流れに背中を押され一歩前に踏み出せる。手助けがあり大きく成長できる。

天干癸と地干甲の関係は「楊柳甘露」と称し、大樹に恵みの雨が降る状態を表しています。 象意としては、思わぬ手助けが得られることを表し、悩んでいた問題が解決する後押しを得ること、必要としているものが手に入ることなどを表します。 行き詰っていた状況にも思わぬ手助けや後押しが得られて前進出来ること、問題が解決されて道が開けること、後押しを得て大きく成長できることなどを表します。 仕事では周囲の手助けを得て結果を出せること、恋愛では思わぬ所から出会いがあること、後押しを得て上手く行くことなどを表します。


02  癸乙、「梨花春雨」、 親しい間に溝が生れる。

春の大雨に花が散る

男女関係に問題が生じる。愛情と信頼は損なわれ、離別に至る。夫婦関係に亀裂が生じる。色情問題にも要注意。

天干癸と地干乙の関係は「梨花春雨」と称し、春の大雨に花が散る状態を表しています。 象意としては、異性関係に問題が生じることを表し、一時の感情から大事なものを失うこと、浮気心が芽生えて信頼を失うことなどを表します。 欲情が芽生えてしまい道を踏み外して信頼を失ってしまうこと、男女関係や夫婦関係が破綻して離別に至ること、大事なものを失ってしまうことなどを表します。 仕事では一時の感情に流され周囲からの信頼を失うこと、恋愛では大きな問題が浮上して関係が破綻すること、欲情に負けてしまうことなどを表します。


03  癸丙、「華蓋孛師」、立場は安定される反面、相手を見下し、驕り、高ぶりが身の破滅にも。

夕方に雨雲が立ち込める

地位がある人には朗報が舞い込む。立場は安定され、更なる出世や事業拡大の期待も。万人に平穏な環境が訪れる。

天干癸と地干丙の関係は「華蓋孛師」と称し、夕立に雨雲が立ち込める状態を表しています。 象意としては、突然の変化の到来を表し、立場がある人には更なる躍進の知らせが届くこと、恵みの雨が降り平穏な環境になることなどを表します。 乾ききった大地に恵みの雨の予兆が到来すること、これまで悩んでいたもの対して解決策が見いだせ安心すること、立場がある人には朗報が舞い込むことなどを表します。 仕事では問題が解消されて好転する兆しが訪れること、恋愛では好機の到来が期待できること、潤いが訪れる予兆があることなどを表します。


04  癸丁、「騰蛇妖矯」、うわさが大きく発展し、破滅する。

雨が焚き火を消してしまう

文書面での問題が発生。思い違いや見込み違いなど。争い事や訴訟問題に発展することも。火災には注意すること。

天干癸と地干丁の関係は「騰蛇妖矯」と称し、雨が焚き火を消してしまう状態を表しています。 象意としては、問題が生じて立ち行かなくなることを表し、周囲との争い事や訴訟問題が発生すること、文書面での問題が露呈することなどを表します。 これまで順調に進んでいた物事に対して障害が発生すること、周囲との対立から事態は悪化していくこと、火災などの災難が突如として舞い込むことなどを表します。 仕事では問題が発生して事態が悪化すること、恋愛では相手や周囲との対立から関係に亀裂が生じること、文書面での問題が発生することなどを表します。


05  癸戊、「天乙会合」、男性も女性も財を伴う結婚に結びつく。

山に雨が降り注ぐ

援助が期待でき金銭的に潤う。縁談や紹介の期待大。増財や結婚の鍵は第三者が握る。人との良縁が広がり始める。

天干癸と地干戊の関係は「天乙会合」と称し、山に雨が降り注ぐ状態を表しています。 象意としては、良い機を得て潤うことを表し、周囲からの協力により金銭的に潤うこと、第三者の協力を得て幸せが訪れることなどを表します。 進めている物事に対して協力を得て成功していくこと、周辺環境の後押しから物質面でも精神面でも満たされること、第三者が鍵となり成功していくことなどを表します。 仕事では好機を得て成功することや利益が拡大すること、恋愛では第三者の協力により幸せが訪れること、周辺環境が後押ししてくれることなどを表します。


06  癸己、「華蓋地戸」、人間開係が悪化。精神が不安定になる。

田畑に雨が降り注ぐ

人との縁が不安定になる。人との繋がりが絶たれ、音信不通に。男女関係に問題が生じる。人との縁が薄れ始める。

天干癸と地干己の関係は「華蓋地戸」と称し、田畑に雨が降り注ぐ状態を表しています。 象意としては、雨が降り地盤が揺るぐことを表し、周辺環境との折り合いがつかなくなること、人との縁が薄れて離れて行くことなどを表します。 問題が生じることなどで安定していた環境が不安定になること、人間関係での問題が浮上して周囲と疎遠になること、人材に恵まれずに孤軍奮闘することなどを表します。 仕事では問題から立ち場が不安定になること、恋愛では相手との縁が薄れて離れること、感情や価値観の折り合いがつかなくなることなどを表します。


07  癸庚、「反吟浸白」、不安定になり、悪い方向に向かう。

雨で金属が腐食する

考え方や性格が歪む。道を踏み外す行動や発言に至る。法律や道徳に反する行いも。安易な道を選んで欲に溺れる。

天干癸と地干庚の関係は「反吟浸白」と称し、雨で金属が腐食する状態を表しています。 象意としては、問題を起こして泥沼化することを表し、環境に恵まれずに能力が錆び付くこと、安易な道を選んで没落していくことなどを表します。 問題が多い劣悪な環境の中で性格が歪むこと、人の道を踏み外すような行動や発言に及ぶこと、法を犯すような行為に巻き込まれてしまうことなどを表します。 仕事では劣悪な環境の中で腐敗してしまうこと、恋愛では情に溺れて問題のある関係に陥ってしまうこと、人の道を踏み外してしまうことなどを表します。


08  癸辛、「陽衰陰盛」、転がり落ちる暗示。

雨が宝石を洗い流す

悩みはより大きなものに。病気は大病に至り命を落とす危険も。良い事は去り、悪い事が訪れる。訴訟では破れる。

天干癸と地干辛の関係は「陽衰陰盛」と称し、雨が宝石を洗い流す状態を表しています。 象意としては、問題や核心部が露呈することを表し、問題や悩みはより大きなものになること、良いことは去り悪いことが訪れることなどを表します。 問題や病はより大きなものになり事態は泥沼化すること、人との争い事などでは敗北に至ること、悪いことばかりが立て続けに訪れてくることなどを表します。 仕事では問題が露呈し状況は泥沼化すること、恋愛では相手の気持ちが去り距離が離れること、他人に大事なものを奪われることなどを表します。


09  癸壬、「冲天奔地」、離婚、災害などすべてを失う。

雨が川に降り水かさが増す

事を焦り、決断を誤り大失敗する。選択肢を見誤り、大事なものを失う。結婚も離婚に至り、再婚をすることに。

天干癸と地干壬の関係は「冲天奔地」と称し、雨が川に降り水かさが増す状態を表しています。 象意としては、自体が悪化して切迫した状態になることを表し、結果を焦って大問題に発展すること、大事な判断を誤ってしまうことなどを表します。 状況判断を迫られることで冷静さを欠き失敗してしまうこと、道の選択を誤り後悔する道に進んでしまうこと、大事にしていたものを失い路頭に迷うことなどを表します。 仕事では焦った判断で大きな問題が生じてしまうこと、恋愛では相手選びを間違えて結果的に破局すること、後悔する道に自ら進んでしまうことなどを表します。


00  癸癸、「伏吟天羅」、失敗、災難、病気の暗示!

大雨が延々と降り続く

悪いことに悪い事が重なる。問題はより大きなものになる。病気は悪化し死に至る危険も。事の結末は失望ばかり。

天干癸と地干癸の関係は「伏吟天羅」と称し、大雨が延々と降り続く状態を表しています。 象意としては、自体は悪化し続けることを表し、悪いことに悪いことが重なること、事の顛末は悲しく涙を流すことなどを表します。 問題に問題が重なり収拾がつかない事態に陥ること、問題はより大きくなり病はより重篤になること、何をしても解決できない事態に陥ることなどを表します。 仕事では不祥事が重なることで収拾がつけられなくなること、恋愛では悩みばかりで悲しい思いをすること、結果として悲しい結末に至ることなどを表します。



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