カバラタロットの世界観( 副題 愛と世界宗教について )
自他、距離や時間を超えて知る力、聖人の愛の奇跡は、不可思議なものの一つです。
何故、人はそのような不可思議ものに惹かれるのでしょうか。
世界宗教といわれる聖人の教えには、隠されたものはありません。
そこで、ひょっとしてこうだったんでは?という推測です。
タロットとカバラについては、カバラ生命の木に述べました。
タロットが流行していますので旧約聖書のカバラ風に仏教的な縁起を述べてみますと…
「生命の木」では、アイン(無)からアイン・ソフ(無限)が生じ、アイン・ソフ(無限)からアイン・ソフ・オール(無限光)が生じたとしています。
アイン(無)から、アインソフアウル(善:光)と隠れたダアト(悪:暗黒)の交じり合いにより心(の壁、神の分光と暗黒の衣、創造の歓喜に幻を追い求めるときは自我意識と呼ばれ、その個別意識は善と悪に揺れ動きます)が生まれます。
それ故、「心」は時間(宇)・空間(宙)の元であるといわれます。
…善悪を知る木の実を食べたことにより、アダムとイブが楽園から追放されたという旧約聖書の比喩
無限光は、ケテルから流れ出します。
無限光は、セフィロトを通じて顕現しますが、聖霊の光とも呼ばれています。
反力として、この世界は歓喜に満ちており創造、生命を生みだしたいという歓喜に溢れています。
永遠の至福と呼ばれます。
時間も空間も互いに戻れない分化の道を辿ります。時間とは、永遠なるものに変化を与える概念で、空間とは永遠に一体なるものに区別を与える概念です。
引力として、時間と空間により創られた波動、世界に変化や区別を補完するものとして愛があります。
このように、世界は、実相として本質的には観念であるといわれます。
そのように、根源的な愛は、心を霊として化し、理性を生じます。
反対に、感覚対象に歓喜を見出す心は、感覚意識となります。
そこに、個別意識である自我意識が宿ります。
この心は、仏陀により五色の電磁界の精妙な意識という五つの要素「五蘊」として、知られています。
その五蘊は、陽性、中和、陰性の影響を受け、三相(カバラの3柱)の状態を現します。
感覚器官、行為器官、感覚の対象です。
これまでに、17の要素が出現しました。
5つの感覚器官、5つの行為器官、5つの感覚対象の15の属性と2つの磁極、感覚意識と理性です。
これに5色の光を発する精妙な意識(5つの根源体)と15の属性、理性、感覚意識、心、自我意識で創造活動の24の属性を構成します。
神は、人間をその姿に似せて創られた(旧約聖書)ため、人間には他の動物にない宇宙の秘密に近づく理性が与えられています。
そのような人間の悟性を悟りと表現します。
『み座のまわりには、24の座があって、24人の長老がそれらの座についているのを見た。(ヨハネ黙示録4:4)』
カバラ「生命の木」では、4つの世界の階層を表現しています。
その前に、創造の無限の光、全知の愛、至福(創造の歓喜、幻)の階層の世界があります。
それから、4つの世界の階層があります。
アツィルト(原型、流出界)…別名、創造物の根源的な世界(心、時間、空間、概念)
ブリア(創造界)…自我意識、理性、感覚意識
イエツラー(形成界)…感覚器官、行為器官、感覚の対象
アッシャー(物質と行動の世界)…物質
の4つの階層です。
チャクラの7つ星、創造の7階層です。旧約聖書、創造の7周期
7番目の世界‥光も闇も照らすことのできない世界、名前の無い世界、父なる神の世界
6番目の世界‥聖霊の世界、永遠普遍の忍耐の世界
5番目の世界‥聖霊の反映である神の子の世界
4番目の世界‥聖なる霊の世界と現象の世界を結ぶ通路の世界、第十番目の門の世界
3番目の世界‥精妙な被造物も存在しない世界
2番目の世界‥精妙な被造物の世界、物質の存在しない世界
1番目の世界‥物質の世界
創造主の上位三つ組みと被造物の下位三つ組みを形成します。
‥三位一体。『聖書「ヨハネによる福音書」の一節、「神である父が神であることば(ロゴス・子)を遣わし、見えざる父を子が顕わし、子は天の父のもとへ帰るが、父のもとから子の名によって「助け主」なる聖霊を遣わす。』
人間には、神の似姿が与えられ、7つの星(生命中枢・チャクラ)があります。
聖なる愛により理性が目覚めると、善悪がわかるようになります。
さらに、心の内奥に宿る聖なる愛(聖霊)の光(善)と熱(愛)に目覚めると、この感覚、物質よりなる世界より目覚め、心の内奥である善と愛の光の世界を知ることになります。
それを、現代人風に言い換えた善と愛の世界宗教といいます。
